猫のかづちはスゴ技を持っていた!それは「三角飛び」。猫は運動神経がよく身軽なので、華麗に三角飛びを決める子がいるのだが、かづちはその上をいく三角飛びができるのだ!
この漫画の著者は、19匹の猫と暮らしているもちこ(@mogutchecho)さん。現在「アルファポリス」にて「猫まみれ主婦の日常」を連載中の漫画家だ。今回はもちこさんが子供の頃に飼っていた、ちょっと勝ち気でおてんばな猫・かづちのスゴ技について紹介する。すべての猫が三角飛びをするわけではないので、猫飼いさんでも初めて華麗な三角飛びを見たときは驚くことだろう。「三角飛びする猫ってうちだけ?」と思っていたら、とんでもない三角飛びをする猫がいた!それがかづちだ。
まず三角飛びとは、猫が足で壁などの垂直なものを蹴って角度を変えて飛ぶ(より高く飛ぶ)技のことである。動画でアップしている人も多く、猫によって蹴る場所や飛び方などそれぞれなのだが、共通して言えるのが「どれもかっこいい」ということ!!かづちの場合は、おもちゃで誘われると壁を蹴ってターンを決めるのだが、ただそれだけでは終わらない。かづちの三角飛びには続きがあった!もちこさんに、かづちについて話を聞いてみた。
――かづちがこのスゴ技を覚えたのは何歳の頃でしょうか?
生後9カ月くらいだと思います。
――もちこさんが教えたのでしょうか?何かきっかけがあったのでしょうか?
私が教えたことになるのかな?かづちは子猫のころからとても素早く活発で、タンスの上とか余裕で登れてました。おもちゃで遊ぶと狩猟犬のように追い回すので、もしかしたら三角飛びができるのでは?と思って試してみたら見事にできました(笑)。
――「三角飛び(かづち大人編)」では、かづちの三角飛びに変化が出ましたが、それは何歳の頃でしょうか?
かづちが4歳の頃ですね。かづちが成長するにつれて壁の衝撃音は大きくなるし、壁が傷むしで三角飛びはしないようにしていました。4歳になっても相変わらずおもちゃを追い回すので、“もしかしたらまだ三角飛びができるかも”と軽い気持ちでやってみました。
約1年ほどブランクが空いていましたが、かづちは体で覚えていました。おもちゃを追って壁にジャンプしたところまではよかったのですが、思っていた高さまで飛べず「ドン!」という今までにない衝撃音とともに低空をすごいスピードで戻ってきたときは、かづち本人も驚きお互い顔を見合わせて「もう三角飛びはやめよう」ってなりました(苦笑)。
後にも先にも三角飛びができる子はかづちだけなので、今思うとすごい猫でしたね。
X(元Twitter)やpixivに猫漫画を頻繁に投稿しているもちこさん。更新ペースは不定期とのことだが、コンスタントにアップされているので、かわいい猫たちのエピソードを覗きにいってみよう。たくさんの猫が登場しているので、自分の愛猫と似ている子のエピソードが見つかるかも!
取材協力:もちこ(@mogutchecho)