保険会社に聞いてみた!大切なペットのために加入しておきたいペット保険とは!?

2023年12月26日

家族の一員である愛犬や愛猫を守るために…ペット保険のメリット、デメリットとはFamVeld / PIXTA(ピクスタ)

私たちを癒やしてくれる、かわいいペット。我が子のような大切な存在でもあるペットだが、突然ケガや病気をすることもある。そんなときのための備えとしてぜひ知っておいてほしいのが、今加入者が続々と増えているというペット保険。今回はau損害保険株式会社(以下、au損保)マーケティング部 マーケティンググループ 課長補佐の池田恵美さんに、ウォーカープラス編集長がインタビュー!ペット保険の現状や内容、その魅力などについて話を聞いた。

ウォーカープラスの浅野祐介編集長(左)、au損保 マーケティング部 マーケティンググループ 課長補佐の池田恵美さん


全額自己負担となる高額なペット治療費を保険でカバー。日本での市場は拡大中!

ペット保険の概要や現状をわかりやすく教えてくれた池田さん

――ペットが急にケガをしたり、病気にかかったりすると心配になりますよね。ペット保険は、そんなときに役立つ保険だと聞いていますが、そもそもどんな保険なのですか?

【池田】主にご家族のわんちゃんやねこちゃんが病気やケガなどで治療を受けたときに、治療費の一部を補償する保険です。わんちゃんやねこちゃんはいつ病気になったりケガをしたりするかわからないですし、人間のような健康保険制度はありませんから、病院に連れて行くと、治療費は基本的に全額自己負担になります。驚くほど高額な治療費がかかって、家計を圧迫してしまうこともあるんですよ。

――ペット保険に加入すると、その負担が小さくなるんですね。

【池田】はい、加入した保険プランの補償範囲に応じた保険金が支払われるので、もしもの場合でも飼い主の経済的負担が軽減されます。大切なわんちゃんやねこちゃんに十分な治療を受けさせてあげられますし、高額になる治療の選択肢も広がるというメリットもあります。

――それは加入しておくと安心ですね!現在、ペット保険はかなり浸透しているのでしょうか?

【池田】日本ではペットフードやペットホテルなどを含むペット市場は年々拡大していて、同様にペット保険の加入者が増えています。現在、日本のペット保険の取扱業者は、損害保険会社と少額短期保険業者が複数社あり、ペット保険加入率は今後さらに伸びていくと思います。

加入しておくと、飼い主もペットも安心できるのがペット保険の魅力mapo / PIXTA(ピクスタ)


――みなさん、どんなきっかけで加入するのでしょうか?

【池田】わんちゃんはペットショップから迎え入れる方が多く、そのときにお店からすすめられて加入する方が多いですね。ねこちゃんは譲渡によっておうちにやって来ることも多いので、その場合は後からご自分で加入されるようです。

【池田】いずれにしても、治療費の自己負担額が軽くなり、安心できるので、わんちゃんやねこちゃんと暮らすみなさんにおすすめしたい保険です。

支払い限度額までなら何度でも、いくらでもOKの保険も!保険金請求もアプリで簡単

ペット保険を選ぶときのポイントを聞く浅野編集長


――保険商品って多くの会社が扱っていて、特徴も異なるので迷ってしまうんですよね…。選ぶときの注意点を教えてください。

【池田】補償の範囲や割合がご自身のニーズと合っているかということと、保険金の支払い限度額や支払い回数の制約、自己負担額の有無などがポイントになるかと思います。実際に病気やケガで治療を受ける場面や、治療費の費用感を理解して選ぶといいですね。通院で受ける治療にはどのようなものがあるか、その費用はどの程度か、保険料とのバランスを考え、「それは保険で補償してほしい費用か」といった具体的なイメージがあると、自分に合った保険を選べると思います。

【池田】また、補償対象外の病気が定められていたり、加入できるわんちゃんやねこちゃんの上限年齢が決まっていたりもするので、そうした部分の確認も必要です。

――au損保の「ペットの保険」は補償によって何種類もタイプがあるのですか?

【池田】入院・手術・通院をカバーする「通院ありタイプ」と、入院と手術に特化した「通院なしタイプ」の2種類あります。月々の保険料は犬種や猫種などによって異なりますが、「通院ありタイプ」のプランは、犬が1700円~、猫が1600円~で、現在約7割の方がこちらに加入しています。「通院なしタイプ」のプランは、犬が860円~、猫が830円~です。

au損保の「ペットの保険」なら、Webですぐ保険料の見積もりもできるpearlinheart / PIXTA(ピクスタ)


――au損保の「ペットの保険」は、保険金の支払い限度額や支払い回数に制限がない点も、加入の決め手になる方が多いそうですね。

【池田】一般的に、ペット保険には保険金受け取りの回数制限や、1回あたりの支払い限度額が設定されていますが、当社の「ペットの保険」は、年間お支払い限度額までなら、1回あたりの支払い限度額がありません。また、支払い回数も無制限となっています。

――ちなみに、保険金の請求って、一般的には診療明細書を保険会社に郵送するなど、すごく面倒なイメージがあるのですが…。

「保険の請求って正直めんどくさいんですよね…」(浅野編集長)


【池田】当社の「ペットの保険」では手間のかかる郵送手続きはいりません。ペット保険金請求アプリ「アニポス」を導入しているので、診療明細書をスマホで撮影し、アプリから送るだけで保険金の請求が完了します。この点も、ご契約者さまにご好評をいただいています。わんちゃんは「アレルギー性皮膚炎」「骨折」、ねこちゃんは「腎不全」「膀胱結石」での請求が多いのですが、スピーディーに請求していただけます。

――それは簡単!保険金請求手続きのハードルが下がるのも、ありがたいですね。

24時間365日、獣医師に相談できるサービス付きでペット初心者も安心!

――ほかにau損保の「ペットの保険」ならではのサービスがあれば、教えてください。

【池田】当社の「ペットの保険」には「かかりつけ獣医師ダイヤル」という無料の付帯サービスがセットになっています(通話料はご契約者さま負担)。24時間365日、いつでも獣医師に電話相談ができるサービスで、例えば、夜間に急にわんちゃんやねこちゃんの体調が悪くなるなど、すぐに動物病院に行けないときにも利用できるので安心です。

【池田】病気やケガのほかにも、しつけや行動、ごはんの与え方や好き嫌い、動物病院のご案内や診察結果の確認など、日々のわんちゃんやねこちゃんに関するお悩みに関しても相談いただくことができるんですよ。

24時間365日、獣医師に相談できる無料サービス「かかりつけ獣医師ダイヤル」も好評のサービスだという


――すごく魅力的なサービスですね!特に飼い始めだったり、ペットを飼うこと自体が初めての人などは、誰に相談したらいいかもわからなかったり、心配ごとも多いですから。「いざ」というときに保険金を支払ってくれるだけではないんですね。

【池田】飼い主とわんちゃんやねこちゃんがより楽しく、健康的に過ごせるお手伝いができるのが、「ペット保険」ではないかと思います。私たちは「いざ」というときだけでなく、わんちゃんやねこちゃんの健康や日常生活を支援していくことも大切なことと考えています。加入時の待機期間があるなど、補償対象外となる場合もあるため、ご契約者さまへわかりやすく説明することも心がけています。

【池田】お客さまの声やご要望を反映しながら、家族のように大切なわんちゃんやねこちゃんが長く健やかに過ごせるよう、商品やサービスの内容を充実させていきたいと思っています。

「飼い主に寄り添う存在でありたいんです」と熱く語ってくれた池田さん


大切なペットがケガや病気をした際、全額自己負担となるペットの治療費の一部を補償してくれ、満足できる治療を受けさせてあげられるペット保険。au損保の「ペットの保険」は、お金の負担を軽くしてくれるだけでなく、きめ細やかなサービスで心の負担も軽くしてくれるのが大きな魅力といえそうだ。飼い主とペットにとって、きっと心強い味方になってくれるはずだ。

取材・文=岡田知子(BLOOM)
撮影=奥西淳二

募集文書番号:BS0221528(2312)

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