茶トラの「ミル」、白黒ハチワレの「ポッちゃん」、黒猫の「朔ちゃん」の3匹の猫の世話を焼く日々を描いた漫画が注目を浴びている藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)さん。公式トップブロガーとして認定されているアメーバブログやX(旧Twitter)に漫画を投稿している一方、ウォーカープラスでも人気の漫画を紹介している。
今回は、雪の日のエピソードをお届け。さらに作者の藤緒ミルカさんにも、本作について話を伺った。
雪が積もっていた朝、娘のナツちゃんは起きてこず、3匹の猫たちも独自のあったかスポットに隠れているのか姿を見せない。静かな朝を満喫しようと思っていたら…急に猫たちが全員集合!!その理由とは?
本作で描かれた出来事に関して、藤緒さんに話を聞いてみた。
――作中に「独自の暖かスポット」とありますが、3匹それぞれの“暖かスポット”を教えてください!
お決まりなのは、ミルは折り畳まれた毛布の上ですね。ほぼ1日中いるという決定事項なので、私は起きたらまずミルが寝やすいように毛布の形を整えるのがルーティーンになっています。そしてポッちゃんは、言わずもがなの収納ボックス。ときには溢れていたり箱の中にみっちみちに詰まっていたりですが、この狭さが好きなようです。さしてヒーターの近くって訳でもないんですが、棚の上にあってちょっと高さがある分、床に近い場所よりは暖かいのかもしれません。
朔ちゃんは安定のヒーター前です。私はこれが大正解!と思ってるんですが、なぜか「みんなでここで団子になる」という状態を見たことがありません。3匹ともプライベートを大事にする奴らのようです。
ただ、時々シャッフルされることもありまして、そうなると第2候補が浮上してきて猫ベッドの中に入ったり私の膝の上にきたり…となります。これまでミルが膝の上にいるというのが冬の定番だったのですが、猫がのっているとマジで動けないので、そうなるのを避けようと私がちょいちょい椅子から離れるので、この冬は膝の上がレアな暖かスポットに認定されてるようです。
――本作のような場面で猫ちゃんたちがやってくるということは、「動かないで」ということなのでしょうか?
膝の上を狙ってはいたけど座れないなぁ…と思ってチャンスをうかがっていたようでした。ですので、足を崩した途端「今だ!」とばかりにみんなで膝に飛びついてきた、といった具合です。平らになったから、今ならイケル!という感じでしょうか。でも全員そう思ったらしく3猫同時に来ちゃったので、みんなで囲むといった形になってました。
本作を読んだ読者からは、「人間より少し体温高いのが、ほんのり暖かくっていいんですよね」「ウチは私が横になると速攻で膝の裏?というのかお尻の下にくっついてきます」「3猫さんたちも雪降りを感じてるのかな」などさまざまな感想が寄せられていた。寒いときは、やっぱりくっつくのが暖かい!?
取材協力:藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)