一時期話題になった「猫転送装置」を覚えているだろうか。これは、紐やガムテープなどで円形を描くと、そこに吸い寄せられるように猫が入るというもの。日本だけでなく海外でも話題となり、猫を飼っている人なら一度は試したことがあるのでは?現在19匹の猫と暮らし、「アルファポリス」にて「猫まみれ主婦の日常」を連載中の漫画家・もちこ(@mogutchecho)さんもそのひとりで、友人からその話を聞き、さっそく試してみたという。
「猫を召喚してみたい!!」。そう思ったもちこさんは紐を用意し、床に円を描いて置いてみた。これで「猫転送装置」のセットは完了。あとは19匹の猫が引き寄せられてくるのを待つのみ!19匹も猫がいれば、性格もクセもそれぞれだ。全猫召還…とまではいかなくても、2、3匹くらいは…いや、もしかすると数匹が取り合いになるかも?…なんて楽しく想像しつつ待っていたのだが、結果はいかに…!?意外な結末だった、という印象を受けざるを得ないこのエピソードだが、19匹中何匹に成功したのだろうか?この件について、もちこさんに詳しく話を聞いてみた。
――「猫転送装置」を見た猫たちの初見の反応はどうでしたか?
猫たちは、作る工程からすでに興味津々な子や遠巻きにうかがっている子たちがいました。そして実際に「猫転送装置」を置くや否や、不思議そうに何匹か近寄ってきましたね。
――猫の召還を試みた時間はどれくらいでしたか?
友達のムッチが帰るまで置いていたので、2時間くらいでしょうか。
――この話には続編があって「勝手に召還!」というタイトルで描かれていますね。そのエピソードで想定外の場所に召還されてしまった猫ちゃんについて教えてください。
勝手に召喚された黒猫の名前はロッシュです。友達のムッチの最推しがロッシュで、実はロッシュを召喚したくて「猫転送装置」を試してみたんです。でもロッシュは人見知りなところがあり、お客さんが来るとあまり姿を現してくれません。本当はお茶目で好奇心旺盛な、賢い猫なんですけどね。なので、「猫転送装置」は気になっていたはずなんですよ(笑)。でもムッチがいる間は「猫転送装置」に近づけず、後日、“あるモノ”に「勝手に召喚!」されていました(笑)。
もちこさんは現在、「アルファポリス」にて「猫まみれ主婦の日常」を連載中。X(旧Twitter)やpixivにも猫漫画を頻繁に投稿しており、猫好きの人にはたまらないかわいいエピソードが満載!更新ペースは不定期だがコンスタントにアップされているので、ぜひのぞいてみて!
取材協力:もちこ(@mogutchecho)