ストーリー性の高い200点以上の猫写真が1週間限定で「富士フォトギャラリー銀座」をジャック!8月30日から

2024年8月16日

2024年8月30日(金)から1週間限定で、富士フォトギャラリー銀座の3つのスペースが200点以上の猫の写真で埋め尽くされる。スマホやテレビやパソコンで見るのとはひと味もふた味も違う、伝統の富士フイルムの印画紙にプリントされた猫の写真を楽しもう。

この企画展について、担当者に話を聞いた。

ーー今回の展示に関して、意図や狙い、ターゲットは?
娯楽要素の高い猫の写真はたくさんありますが、写真として作品性の高い「猫写真」は発表の場がなく、あまり知られていません。本展では、ほかではなかなか見ることができない、写真作品として成立する猫の写真を展示します。

ーー今回の展示のイチオシ、目玉となるものは?
「猫の写真」の既成概念を変える、そんな写真家の作品をファインプリントで展示します。

ーー今回の展示に関して、アイデアはどのようにして生まれた?また、その実現に向けて苦労した点などあれば、それをどうクリアしたかとあわせて教えてください。

写真展は入場無料であることが多いのにもかかわらず、発信する側がすべて費用負担をすることが多く、PRができず見てくださる人が増えないのが悩み。だからこういう企画を年数回繰り返し続けて、少しずつでも猫の写真の素晴らしさ、楽しさを知っていただく人を増やしています。

スペース1:星野俊光写真展「東京湾岸のねこたち」~The last chapter~

星野俊光写真展「東京湾岸のねこたち」~The last chapter~

東京湾岸で暮らす猫たち。地方の漁港や、島の猫のように注目されることもなく、写真を撮られることもなく、都会の片隅で、人間の営みの隙間で、人知れず生きた猫たち。そんな彼らが生きた証を記録ではなく「記憶」に留めたいという思いで人生の3分の1にあたる、19年の歳月をかけて撮影をしてきた。

近年、人と猫との関わり方は大きく変わり「猫は完全に室内で飼う」時代に。都会でも地方でも外で猫を見かけることはなくなりつつある。本展はメーカーギャラリーで過去5回開催した「東京湾岸のねこたち」での未発表作品と近作で構成した「東京湾岸のねこたち」シリーズ写真展の”最終章”。猫が一番生き生きと輝く夕方~夜の写真だけで構成されている。

スペース2:Japan Stray Cats Photographers 猫写真展4th in 銀座

【画像】Japan Stray Cats Photographers 猫写真展4th in 銀座

全国各地から集まったJSCP(Japan Stray Cats Photographers)メンバー11人による「地域で暮らす猫」をメインテーマとした写真展。いつの時代も人を魅了してやまない普遍的な被写体「猫」を各作家独自の視点やテーマで捉えた単にカワイイだけではない、ストーリー性の高い写真展を展開。

JSCP(Japan Stray Cats Photographers)は、猫をメインモチーフとした写真作家を全国より招へいしたグループ。写真をプリントして発表することの価値を大切にしながら、オンライン・オフラインの両方で活動展開している。

スペース3:町田奈穂写真展 Life is better with a cat

町田奈穂写真展 Life is better with a cat

私は旅をする。
その地域に住む、猫と人の間にある温もりを感じながら。
猫たちの何気ない仕草、漂う空気感、たくさんの愛おしい瞬間。
猫は日常に彩を添え、その場を特別な景色に変えてしまうのだ。

展示概要

会場:富士フォトギャラリー銀座(東京都中央区銀座1丁目2-4 サクセス銀座ファーストビル4階)
会期:2024年8月30日(金)~9月5日(木)
電話:03-3538-9822
時間:平日10時30分〜19時(最終日のみ14時まで)、土日11時~17時
入場料:無料

アクセス:
地下鉄 銀座線 京橋駅3番出口より徒歩1分
地下鉄 有楽町線 銀座一丁目駅7番出口より徒歩1分
JR 有楽町駅 京橋口より徒歩5分

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