岡山県岡山市の洋菓子店「パティスリーアンフルール」を運営する株式会社TSWは、対象商品の売上から10%を保護猫活動へ寄付するお菓子シリーズ「No Cat, No Life(R)」の新商品「焼きチョコ缶」(3024円)を、公式オンラインショップと店頭で販売開始した。

この新商品「焼きチョコ缶」について、担当者に話を聞いた。
ーー今回の新商品に関して、意図や狙い、ターゲットは?
私たちはお菓子を通じて猫も人も幸せにしていきたいと考えています。売上の「一部」ではなく「10%」と明示することで、寄付の透明性を担保し、継続した活動となるよう意識しています。また、お菓子という身近な商品で保護動物の存在を知っていただき、金銭的な支援はもちろんペットを迎える際の選択肢も広げていくことができれば、と考えています。猫が好きで、少し落ち着いたオシャレを好む方をメインターゲットに考えたデザインを心がけました。
ーー今回の新商品のイチオシ、目玉となるものは?
缶のデザインを手がけたCoonyさんは、大手コンビニエンスストアでもパッケージデザインを手がけている猫専門のイラストレーターで、缶のデザインは今回が初めてです。
ーーユーザーへのメッセージは?
猫好きの方にはたまらない商品です。自分用はもちろん、贈り物にもぜひご活用ください。
保護猫支援のきっかけは敷地内に捨てられていた猫
パティスリーアンフルールは、店舗敷地内に捨てられていた赤ちゃん猫を保護して「ゆきち」と名付け、代表である髙畑さんの愛猫として育てている。その経験から「同じような境遇の猫を助けたい」と考えていたところ、廃校を使って保護猫活動を行う一般社団法人ティアハイム小学校の存在を知り、お菓子を通じた継続的な支援プロジェクトを始めることに。
寄付額400万円超、コラボクラウドファンディングの総支援額1400万円超
売上の10%が保護猫支援につながる菓子シリーズ「No Cat, No Life(R)」として、オリジナルの巾着や缶を使ったお菓子セットを2021年7月から企画・販売開始。「ロシアンサブレ缶」がテレビや雑誌などで多数取り上げられたことにより認知が拡大。これまで毎月行ってきた寄付の総額は400万円を超えている。
また、ティアハイム小学校とコラボして行った全4回のクラウドファンディングでは、総数1600人超、総額1400万円超の支援が集まった。
人気商品「焼きチョコ」を使った新商品を企画
パティスリーアンフルールの数ある菓子の中でも1、2の人気を争う「焼きチョコ」は、ひと口サイズに焼き上げたチョコレートの焼き菓子。口に入れたとたんにやさしく溶けていき、トッピングのクルミがアクセントとして引き立てる。そのままでもおいしいが、冷蔵庫で冷やして食べるのもおすすめだ。
今回はオリジナルデザインの缶に焼きチョコが10個入った「焼きチョコ缶」として、公式オンラインショップと店頭で2025年2月22日(猫の日)に先がけて販売を開始。

缶のデザイン監修には、猫専門イラストレーター・Coonyさんを起用
愛らしさとユーモアに満ちた猫たちを描き、繊細なタッチと独自の世界観が魅力のCoonyさん。国内外の猫好きから支持され、SNSを中心に作品を発信している。
缶にはパティスリーアンフルールの敷地内で保護された「ゆきち」と、ティアハイム小学校から迎えた「とらきち」の2匹が寄り添う姿が描かれている。缶は蝶番付きのため、菓子を食べ終えたあとはペットのおやつやお手入れグッズ、そのほか雑貨などの保管容器としても使いやすい。

商品詳細
<商品名>
焼きチョコ缶
<内容量>
焼きチョコ10個
<価格>
3024円
<販売店舗>
・公式オンラインショップ
・パティスリーアンフルール(住所:岡山県岡山市北区今8-1-1)
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。