茶トラの「ミル」、白黒ハチワレの「ポッちゃん」、黒猫の「朔ちゃん」と暮らす漫画家・藤緒ミルカさん(@mirumirupakupa1)。アメーバブログやX(旧Twitter)で3匹との日々を描いた漫画を公開し、注目を集めている。今回は、藤緒家で起きた秋の大惨事を描いた漫画をピックアップ。作者の藤緒さんに話を聞いた。
飼い主の行動をじっと見つめる猫
ある日、藤緒さんがごぼうと蓮根の天ぷらを塩で食べていると、その様子を朔ちゃんがじっと見つめていた。藤緒さんが天ぷらを塩に“ちょいちょい”とつける動作が気になった朔ちゃんは、ついにその行動をまねし始め…。
朔ちゃんは「デロンデロンの甘えん坊」
藤緒さんによると、朔ちゃんは普段から藤緒さんが食事をしているとやって来るという。「テーブルの上でじっと見守る姿が日常すぎて、あらためて聞かれて『けっこう来てますね』と思いました」と話す。
「人によってはテーブルの上に猫をあげるなんてと思うかもしれないですが、人間のご飯に手を出すわけでもなく、一定の距離をおいて見守っているスタイルなので我が家では許容している」とのこと。朔ちゃんはデロンデロンの甘えん坊で、食事中もそばで箸の上げ下げをじっくり観察しているという。
一方で、そのほかの猫たちはどうなのだろうか。藤緒さんは「我が家の猫たちは全員私のストーカーなので、基本的に私が動くとついてきますが、食事を間近で見守るのは朔ちゃんだけな気がします」と話す。
ミルは食事中は放っておいてくれるようだが、ポッちゃんは「ついていっても何ももらえないと思っているから来ないのかもしれない」という。夫には心を開いているので、朝ご飯にお魚があるとチャレンジすることもあるが、すぐに足で遠ざけられてしまうそうだ。
作者おすすめ「加賀れんこん」の魅力
作中に登場した「加賀れんこん」について聞くと、藤緒さんは「ねっちりした食感が非常に好みです」とその魅力を語った。シャキシャキしたイメージのある蓮根だが、加賀れんこんはでんぷん質が多いので、もちもちした食感なのだという。
一番好きな食べ方は天ぷらだそうだが、「主婦にとっては面倒な調理法のひとつ」と話す。それでも食べたい欲が勝るため、一人分でも揚げてしまうそうだ。
ほかにも「挟み焼き」もおいしいという。通常は薄く切る蓮根だが、加賀れんこんは「繊維がしっかりしているからか薄く切れない」と語り、我が家ではものすごい厚みのある挟み焼きになると明かした。
取材協力:藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)
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