北海道から四国まで!牡蠣6品種を食べ比べしてみた
取材時に、オイスターハウスに入荷されていた6つの牡蠣を食べてみることにした。
北海道産の「マルエモン」は、さっぱりしていながらもミルキーな味わい。宮城県産の「唐桑」は、磯の風味が濃厚でコク深い味が特徴的だ。同じく宮城県産で、北海道の種がルーツの「仙鳳趾」は身がプリッとしていて臭みが一切なく後を引く味わいだ。
続いて、四国・関西エリア産の牡蠣も実食。まず徳島県産の「鳴門」はみずみずしい食感でいくつでも食べられそうだ。愛媛県産の「宮窪」も、さっぱりしていながらコクをしっかり感じられるいいとこどりの味わい。そして兵庫県産の「室津シングルシード」は、牡蠣特有の苦味を感じさせながらも後を引くような濃厚な味だった。
牡蠣に合うお酒とは?自由なペアリングを楽しもう
オイスターハウスではこのように、その時1番おいしい全国各地の牡蠣6個(3240円)を生で食べ比べできるほか、バジル、トマトモッツァレラ、ヤンニョム、ガーリックバター、ハニーマスタードといった独自のソースで調理されたものを、それぞれ3種1540円、5種1980円で食べることもできる。
また、天気のいい日には牡蠣を屋外テラスで自分で焼いて食べられる食べ放題プラン「テラスBBQセット」も実施。100分5280円で食べ放題という、牡蠣好きにはたまらないサービスとなっている。
もちろん、これ以外にも牡蠣を使った調理メニューは豊富にあり、牡蠣に合わせるお酒のラインナップも充実している。
「牡蠣に合うお酒は、当店では『シャンパン』『白ワイン』が基本的に合い、特に『辛口が合う』と考えている一方で、“絶対にこのペアリングが1番合う”といったセットでの販売は行っていません。お客様によっては牡蠣とウイスキーをペアリングされる方もいらっしゃいますし、もちろんビールにも合いますので」
全国の牡蠣を食べ比べて魅力を再発見!
話を聞き、日本全国にこれほど多くの牡蠣があることに驚いた。オイスターハウスでは今後も厳選した牡蠣を複数準備し続けるというが、最後に、牡蠣をより楽しむコツを聞いた。
「繰り返しになりますが、『この地域の牡蠣はこういう味が特徴だ』と言い切ることはできません。しかし確実に産地ごとの味の違いはあります。『ミルキーだ』『濃厚な味わいだ』『プリッとした食感が味わえる』など、こういった味の違いも含めて、食べ比べて体感していただければ牡蠣の魅力をさらに再発見できると思います。ぜひ当店で、改めて牡蠣の魅力を存分に感じてくださいね」
取材・文=松田義人(deco)
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