テント泊を楽しむキャンプサイトに加え、バンガローやロッジ、コテージを備えたキャンプ場も多くある。テントを持っていないという人はもちろん、テントで寝ることに抵抗がある、テント設営に自信がない、気温や天候に不安がある場合などには、それらの宿泊施設を利用するのもおすすめ。この記事ではバンガロー、ロッジ、コテージの違いを説明していく。
設備の充実度でいうと、1位コテージ、2位ロッジ、3位バンガロー
バンガロー、ロッジ、コテージはすべて一棟丸ごと貸し切る宿泊施設のことで、なかでも最も設備が充実しているのがコテージ。
コテージは風呂やシャワー、トイレ、寝具など宿泊するのに必須の設備をはじめ、食器類、テレビ、冷蔵庫、冷暖房器具まで備えていることが多い。貸別荘のようなイメージで、3つの中では最も快適に過ごすことができる。
一方ロッジは、風呂やシャワー、トイレなど宿泊する上で最低限の設備を備えたもの。施設によっては寝具の用意がある場合もあり、コテージとバンガローの中間といった位置づけだ。
最後にバンガローだが、こちらはトイレやシャワー、寝具の用意がない場合がほとんど。ただ、その分、利用料もコテージやロッジに比べるとリーズナブルなのが魅力だ。雨風をしのぐという点では、ほぼテントと変わりはないが、設営の手間がない、木造の小屋なのでテントよりも安心感があるといったメリットもあげられる。キャンプ場によってはキャビンやケビンといった宿泊施設を用意している場合があるが、それらは基本的に大型のバンガローと位置づけられていることが多い。
バンガロー、ロッジ、コテージの違いを簡単に説明したが、キャンプ場によって、それぞれの宿泊施設の設備の充実度はさまざま。また、名称が統一されているわけではないので、あくまで参考に。利用前に各キャンプ場の公式ホームページ、電話などで確認するのがおすすめだ。