快適な環境で1泊2日!「バンガローで楽しむキャンプ」の流れを解説

2021年6月21日

バンガロー、ロッジ、コテージはキャンプ場によって設備に違いがある

キャンプに興味はあるが、道具をもっていない、テントに泊まるのに不安がある、設営に自信がないといった人は、バンガローやロッジ、コテージを利用するのがおすすめ。それぞれの違いは 「快適なものはどれ?バンガロー・ロッジ・コテージの違いってなに?」 で詳しく説明しているが、比較的テント泊に近く、リーズナブルに利用できるのがバンガロー。今回はそんなバンガローでの1泊2日をシミュレーション!

チェックイン後すぐに自由時間を満喫♪

【写真】自然を活かした多彩な体験が楽しめるのはキャンプの醍醐味の一つ

バンガローならテントを設営する必要がなく、チェックイン後は自由に時間を使えるのが魅力。荷物をほどいたら、周辺を散策したり、読書をしたり、豊かな自然の中でリラックスタイムを♪

夕食の準備は炊事棟やキッチンスペースを利用

炊事棟をはじめ、共用のキッチンスペースを備えたキャンプ場もある

バンガローは基本的にキッチンは備えていないので、キャンプ場内の炊事棟や共用のキッチンスペースを利用する必要がある。包丁やまな板、鍋など調理器具、食器類の有無は、予約時にチェックしておこう。

BBQや焚き火もOK

バンガローでも屋外なら焚き火が楽しめる。ただし焚き火台や焚き火台(耐火)シートは必須だ

バンガローの外でBBQを楽しむことができるキャンプ場も多いので、コンロや炭、着火剤などを用意しておくといい。焚き火台などがあれば、焚き火を楽しむのもおすすめ。ただし、ウッドデッキやバルコニーでは火気の使用は原則禁止。施設が定めたルールを守って楽しもう。

就寝前に風呂やシャワーですっきり♪

基本的にキャンプ場が用意する入浴施設はシャワーが多い。風呂を用意しているキャンプ場もある

コテージやロッジの場合、建物内に風呂やシャワーを備えているケースが多いが、バンガローは基本的には用意がない。入浴したい場合は、共用のシャワーなどの準備があるか利用前に要確認。

楽しい時間を過ごして、おやすみなさい

シュラフ(寝袋)で寝るのも非日常感があって楽しいもの

バンガローには寝具を備えていないのが基本。自分でシュラフ(寝袋)や布団、毛布などを用意するか、施設側が用意するレンタル品の有無の確認を。一方、テントと比較すると寒さや風雨に対して強いのは木造の小屋の大きなメリット。冷暖房器具がある場合は、快適な温度に調節をしよう。

朝起きて、朝食を準備

キャンプ場に来る道中、地元の人気ベーカリーなどで朝食用のパンを買っておくのもいい

テント泊と同様、朝食は簡単に準備できるものがおすすめ。調理と食事が終わったら、包丁やまな板、鍋など備品はキレイに洗うこと。居住空間を含めて、来たときよりも美しい状態にしよう。

ゴミ処理の仕方は施設のルールに準じて

バンガローに宿泊した場合でもゴミは持ち帰るのがマナー。キャンプ場によってはゴミを回収してくれることもあるので、施設の決まりに従うようにしよう。燃えるゴミ、空き缶、ペットボトルなど分別の仕方はキャンプ場ごとにルールがあるので、それに準ずること。

チェックアウトのギリギリまでキャンプ時間を満喫

片付けが一段落したら、まだまだキャンプ場を満喫

キャンプ場によっては敷地内に遊具があったり、散策路を整備していることもある。テント泊と比べて撤収の手間が少ないので、最後までゆっくり過ごせるのもうれしいポイント。

行きも帰りも、楽しい旅に♪

テントを設営せずにすむ分、時間にゆとりがあるので、キャンプ場へ向かう道中も比較的寄り道しやすいバンガロー泊。さらに帰り道にもランチや温泉、買い物などを楽しめば、さらにキャンプが思い出深いものになるはずだ!

ここまでバンガローにおける1泊2日の流れやメリットを簡単に説明したが、施設によって設備の充実度は異なる。利用前に公式ホームページや電話で確認しておくようにしよう。

※写真は「九州ウォーカー別冊 九州キャンプNAVI」より転載。写真は大分県中津市の「バルンバルンの森」のバンガローの一例で、冷蔵庫や冷暖房を完備したタイプ。調理器具を備えたキッチンや風呂は共用で、バンガローには寝具の備えつけはない。シュラフ(寝袋)などのレンタルはあり。