3月18日(金)にアウトドアセレクトショップ「YOCABITO-outdoor things-」(岐阜県岐阜市六条片田1-15-4)がオープンする。これまでオンラインを中心に販売していたアウトドアブランドQUICKCAMP初の旗艦店で、ほかにもバイヤーがこだわり抜いたブランドやアウトドアギアをセレクト。話題確実のショップのレセプションに潜入して、いち早く取材してきた。
「余暇を楽しみ方を応援できる場所に」(ストアマネージャー守屋)
店名の「YOCABITO(ヨカビト)」にはどんな想いが込められているのか。ショップのストアマネージャーを務める守屋さんと、店長を務める水野さんに聞いた。
「YOCABITOは『余暇を楽しむ人』の意味で、それを応援したい気持ちを込めて名付けました。キャンプにはいろいろな楽しみ方があると思います。目的地に行くだけでなく、予定を考えたり、ショップでアイテムを準備したりすることもそうでしょう。そうしたキャンプを楽しむきっかけを作り、日常を非日常にするお手伝いをしたい。そんな想いを込めています」(守屋)
敷地に足を踏み入れると、まるでカフェのような空間が印象的だ。中庭のような贅沢なスペースには緑があり、外から店内の様子が伺える開放的な設計となっている。店舗は1フロア構成で、アイテムやシーンによってコンセプトを設けて陳列。キャンパーの心をくすぐるアイテムもいっぱい。
「QUICKCAMPをメインに、人気・有名アウトドアブランドやガレージブランドなどをそろえています。特にFIRESIDEやPetromax、SOTOなどのブランドに注目してほしいですね。セレクトショップらしい、おっ、と思ってもらえるようなギアをこれからもそろえていくので、キャンプ好きな方にもきっと満足いただけると思います」(水野)
屋外では、テントやタープの設営体験イベントやワークショップを開催予定で、不定期でキッチンカーも登場するとのこと。アウトドア愛好家でなくても、「ふらりと立ち寄ってみたくなる空間」が第一印象で、近隣の人たちにとっても新しい憩いの場となりそうだ。
QUICKCAMPをフルラインナップで展開
岐阜県発で、身近なアウトドアのある暮らしを提案してきたブランドQUICKCAMP。これまではオンラインでの販売が中心だったが、「YOCABITO-outdoor things-」の誕生により、実際に手に取って確認するなど、より身近に機能や魅力を確かめられるようになった。
もともと企画からデザイン、製造、販売まで、一貫して自社で行うことで高いコストパフォーマンスを実現させていたブランド。初の旗艦店の登場によって、人気に拍車がかかりそう。「ゆくゆくは店舗限定アイテムも検討していきたいです」と水野さん。今後の展開に注目したい。
「余暇の目的地は人によって異なると思います。もしかしたら『キャンプに関わったビジネスがやりたい』『キッチンカーがやりたい』かもしれません。そうしたスタートアップのお手伝いもできるショップでありたいと思っています。いろいろなチャレンジにつながる場所にしていきたいですね。まずは気軽に遊びに来ていただけたらと思います」(守屋)
オープン直後は混雑が予想されるので、平日や午前中など、タイミングを見計らって足を運ぶのがおすすめだ。オープンから4月14日(木)までは近隣に臨時駐車場が設けられるので、混雑している場合はこちらを利用しよう。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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