グランピング徹底解剖!「伊豆シャボテンヴィレッジ グランピング」(静岡県伊東市)|“もはやホテル!?”のハイクオリティ。徹底したおもてなしで、贅沢なアウトドアバカンスを

2022年6月2日

【ユーティリティ】すべてのテントに専用のバスルーム・洗面所・トイレ付き!

素晴らしいのは、全テントサイトにキャビン型の専用バスルームと洗面所、トイレが付いていること。水回りは他の宿泊者と共有のグランピング施設が多い中、オープン当初は、“日本初、ドームテントと宿泊者専用トイレ・バスが一体化したグランピング”ということで注目を浴びた。

トイレとバスルームが仕切られているのもポイントが高い。トイレはウォシュレット付き

洗面所にはシャンプー&コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ、歯ブラシ、カミソリ、ウォッシュタオル、クレンジング、バスタオル、フェイスタオルまでそろう。

アメニティは人気ブランド「タルゴ」のアイテムを用意


【過ごし方】夜空の星を愛でながら、天然温泉の露天風呂でゆったり

さらにうれしいのが、なんと天然温泉の露天風呂があるという点!クセのないさらりとしたアルカリ性単純温泉で、肌がしっとり滑らかに。体の芯から温まり、湯冷めもしにくい。夜は18~23時まで、朝は6時から入浴できる。

露天風呂がある建物は、この文字が目印

メインの浴槽以外に、小さな壺風呂も。夜風に吹かれて長湯しそう

露天風呂には洗い場もあるが、冬場は寒いので体を洗うのは各テントサイト内のバスルームの方がベター

ワッフル生地の柔らかなパジャマも用意されていて、思わず買いたくなる着心地のよさ!100/120/140センチの子供用室内着も借りることができる


【食事】食材を焼いたり、鍋を火にかけたりするだけ!伊豆の美味を堪能

お楽しみのメインイベントは、BBQディナータイム。各テント併設のプライベートデッキで、伊豆の食材をふんだんに使ったシェフ自慢の料理をいただこう。※食材は季節によって変わる

【メニュー一例】野菜・ポークベーコンの串焼き、静岡ブランド「あしたか牛」、チーズフォンデュセット、伊豆の魚介を使ったブイヤベース、手作りデザートが並ぶ ※写真は2名分

17時ごろになるとスタッフが食材をテントサイトまで運んできて、丁寧に焼き方や調理の仕方を教えてくれる。プライベートデッキに備えられた屋外用のガス調理台で、野菜やポークベーコンの串焼きを焼くのと同時に、ホーロー鍋に入ったブイヤベースも火にかけて、ワクワクしながら出来上がりを待とう。

プライベートデッキにはガスストーブとビニールカーテンがあり、寒さ対策はバッチリ

大きな串焼きは、塩・胡椒で味付け。アルミ箔で巻いたジャガイモを隅に置いてじっくり焼けば、ほっくりした仕上がりに

魚介類の旨味が十分に染み出した特製ブイヤベース。体がほかほかにあったまる!

パンや野菜をチーズに絡めてチーズフォンデュを。チーズが余ったらお酒のつまみにして、テントの中で楽しむのも◎

また、素泊まりプランをセレクトして、食事を持ち込んでもOK。神奈川県からきたカップルは、大好きな肉を買い込んで、ひたすら焼いて食べるというオリジナルディナーを楽しんでいた。専用のバス・トイレ付きに魅力を感じて予約したのは、清潔好きの彼女のためとか。

塩・胡椒、オイルなど基本の調味料もあるので、自分好みのBBQもOK

食材を自分で持ち込む素泊まりプランの場合でも、トング、レードル、鍋つかみ、皿、コップ、カトラリー類などが貸し出される。これらは洗って返却しなくてもOK

夜は敷地内がライトアップされて、とてもキレイ!

朝食もディナーに負けずに豪華だ。地元の朝採れ野菜・チーズ・ハムのホットサンド、コーンスープ、フルーツ、ヨーグルト、牛乳、オレンジジュースが朝8時ごろに運ばれてくる。

この朝食を見たら、誰もがテンションアップ間違いなし!

野菜やチーズをトッピングして、ホットサンドにするのもおすすめ

プライベートデッキで食べてもよし、部屋の中で食べてもよし

食事付きのプランにすれば、アウトドアの醍醐味を味わいつつ、リゾートホテルの快適さも堪能できるので、「40〜50代の大人世代にも好評です。露天風呂以外、他の宿泊者と交わることがなく、プライベートグランピングを楽しめるのも支持されている理由のようです」とは、スタッフの川田蓮さん。

伊豆半島育ちの川田さん。利用の際は、観光施設情報を教えてもらっても

11時までにチェックアウトすればいいので、帰りの立ち寄りスポットなどを考えながら、いつもより時間をかけてゆっくりと朝食を味わおう。

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