【食事】旬の食材を味わえる、見た目も美しい食の宝石箱
夕食は前菜、BBQ、カレーライス、デザートというコース仕立て。BBQはウッドデッキに備え付けられているBBQグリルで各自焼くスタイルだ。季節や仕入れによって内容は異なるが、地元ブランド「恵那山麓野菜」を中心に、一年を通して地元の旬の食材を使った料理が楽しめる。一流ホテルで修行を積んだシェフが監修しており、味はもちろん見た目の美しさにもテンションが高まる!
朝食は季節のスープやサラダ、クロックムッシュ、ヨーグルト、ドリンクなどのセット。持ち運び可能なBOXでの提供なので、どこで味わってもOK。前述の焚き火バレイで湖を眺めながら朝のパワーチャージをするのもいいだろう。
【アクティビティ】自然環境を生かした豊富な体験コンテンツ
滞在時間を盛り上げるのが、豊かな自然を生かした体験コンテンツだ。カヌー・SUP体験(90分5000円)などの水上アクティビティや、近年人気が高まっているテントサウナ(1組3000円)、ブッシュクラフト(大人1800円ほか、土曜のみの開催)などのプログラムを多数用意。予約方法は公式Webサイトを確認しよう。
なおテントサウナは貸し切りで、宿泊しているドームテントの横などにも設置ができるそう。サウナの本場フィンランドでは欠かせない白樺の枝葉を束ねた「ヴィヒタ」も付属し、本格派の“ととのう”体験ができそうだ。
また、グランピングエリアの管理棟では、コーヒー焙煎体験(2000円)やオカリナ絵付け体験(1個1500円〜)などのキットも販売している。
このほか、宿泊者限定で「Fun & Joy Day」と題した無料イベントも開催。特別天然記念物のニホンカモシカをはじめとした野生動物が生息する森を散策するネイチャリングツアーや、貴重なシロヤシオが自生する渓谷でのシャワークライミングなど、ありのままの自然を生かした冒険ができる。開催日時や詳細は公式Webサイトにアップされるのでチェックしよう!
【お風呂】大浴場やシャワー室など3つの選択肢
入浴は3つの選択肢から選ぶことができる。湯船にゆっくりと浸かりたいという人は、「国民宿舎 恵那山荘」の大浴場へGO。利用可能な時間は15:00から22:00までと、8:00から10:00までだ。浴場には大きな窓があり、森と山々の展望が楽しめる。
また、車で約7分の場所にあるゴルフ場「フォーティーンヒルズカントリークラブ」とも提携しており、別料金(700円、タオル利用料込み)にて入浴施設を利用できる。利用可能時間は17:00から19:30で、入浴チケットはグランピング管理棟で販売する。
グランピング管理棟にもシャワー室が2室あり、15:00から22:00までと、7:00から9:00までの間、空いていれば自由に使うことができる。脱衣スペースはエアコン完備で、広さも十分あるので子供を連れての利用もしやすい。
【サニタリー】新施設だからピカピカ!小さな子供も安心
トイレは共同で、シャワー室と同じくグランピング管理棟にある。新施設ということもありもちろん設備は最新で、暖房便座や温水洗浄式便座も完備。多機能トイレにはおむつ替えスペースもあるので、乳幼児連れのファミリーも安心だ。
【おすすめポイント】環境負荷は少なく、感動は大きく!
冒頭でも触れたが、施設を含む一帯は県立の自然公園に指定されている。そのため、景観や生態系を変えないよう開発は最小限に留められ、元々の自然環境や既存の施設をうまく生かして設計。環境負荷を最小限に抑えながらも、新たな非日常体験と感動をもたらす創意工夫が至る所に感じられる。グランピングが初めての人にとっても、利用しやすい新施設だ。
取材・文=前田智恵美/写真=古川寛二
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