キャンプ場徹底解剖!「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」(熊本県下益城郡美里町)|ダム湖に面した好ロケーション!施設充実の快適キャンプ場

2022年4月29日

2021年4月にリニューアルオープンした「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」

熊本県中央部に位置する美里町。町内を流れる緑川に代表される自然豊かなエリアで、3333段を有する日本一の石段、43基もの石橋が残る町としても知られる。そんな里山にて、ここ1年ほどで人気を集めているのが「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」。

2021年4月に指定管理者が変わり、施設名も「美里町ガーデンプレイス・家族村」から改名。結果、キャンプ場として認知が広まり、利用者の数が大幅にアップ!リピーターも続々の話題のキャンプ場の全貌を徹底紹介。

【オートキャンプサイト】10メートル×12メートル程度に広さを増して、ファミリー利用にピッタリ

区画ごとに車1台を駐車できるスペースを用意。2台目以降は管理棟そばの共有駐車場を利用しよう

オートキャンプサイトは緑川ダムを目の前に望む開放感が魅力。2021年4月のリニューアル以前からオートキャンプサイトは備えていたが、1区画がそこまで広くなく、昨今増えている大型のテントを設営するとギリギリだった。そこでサイトの数を減らし、その分1区画を10メートル×12メートル程度の広さを確保できるようにマイナーチェンジ。1区画の人数制限はなく、テント、タープともにいくつ張ってもOK。ただし、区画割りはしっかりされているので、隣の区画に干渉しないようにしよう。それぞれのサイトに木々が植裁されており、時間帯によっては木陰ができるのもポイントだ。

「子供の広場」にある炊事棟とブランコ。炊事棟には洗剤やスポンジの備え付けはないので要持参

オートキャンプサイトは場内の最下部に位置し、トイレや炊事棟は階段を登った一段高い場所「子供の広場」にある。水汲みなど重たいものを持って何度も行き来するのは大変なので、多めに水を汲んで車で運ぶなどするのがおすすめだ。

「子供の広場」のトイレが2022年4月にリニューアル

「子供の広場」にはすべり台やブランコといった遊具があり、小さな子供の遊び場としては十分。トイレも2022年4月に改修工事が完了し、男女ともにすべて洋式水洗に。より快適にオートキャンプが楽しめるようになった。

【フリーサイト】テント1張り1100円!最大テント12張りまでの広々サイト

上段と下段に分かれたフリーサイト

管理棟やシャワー室、五右衛門風呂、バーベキューハウスといった共用施設からもほど近く、ダム湖畔に整備されたフリーサイト。こちらは区画割りされておらず、自由にテントを設営OK。最大12張りを設営できるようにしているが、サイトは広いので、ほかの利用者との距離はしっかり確保できる。テント1張り1100円、タープ1張り600円とリーズナブルで、ソロ利用やグループキャンプにピッタリ。車の乗り入れは不可だが、荷物の積み下ろしができるキャンプファイヤースペースから遊歩道が整備され、備え付けのリヤカーで移動できるので、楽ちんだ。

【フォレストロッジ・デラックス】貸別荘のように利用でき、快適さはピカイチ!

10名用のフォレストロッジ・デラックス。冬季はこたつ、ファンヒーターも準備

フォレストロッジ・デラックスはロフト付きの10名用、2段ベッドが並ぶ8名用の2タイプがあり、それぞれ4棟ずつを用意。リビングスペースはもちろん、キッチン、ユニットバス、さらにエアコン、寝具、炊飯器、冷蔵庫まで完備し、自宅とほぼ変わらない設備の充実ぶり。

ログハウス風のフォレストロッジ・デラックス

各ロッジに屋根付きテラスがあり、バーベキューセットも準備されているというから至れり尽くせりだ。車もロッジのすぐ横に1台駐車できる。

フォレストロッジ・デラックスの台所。ガスコンロもある

フォレストロッジ・デラックスはある程度の食器類も備え付けてあり、便利

フォレストロッジ・デラックスのユニットバス


【フォレストロッジ・スタンダード】設備をシンプルに、料金はリーズナブルに!

三角屋根タイプのフォレストロッジ・スタンダード

定員6名のフォレストロッジ・スタンダード。エアコン、寝具、洗面台、カセットコンロと最低限の設備を備えており、シャワー、トイレ、キッチンは共用施設を利用する。ロフトが小さめの三角屋根タイプ、ロフト広めの丸屋根タイプの2つの種類があり、価格はすべて同じ。

フォレストロッジ・スタンダードエリア。奥に見えるのがバーベキューハウス


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