【フォレストバンガロー】テント設営の手間なく、アウトドア体験を
山の斜面に建っているフォレストバンガロー。あるのは照明、AC電源、毛布のみ。ログハウスタイプと山小屋タイプがあり、ともに定員は4名まで。トイレやシャワー、キッチンはもちろん、寝具もないが、テントを設営する手間がなく、ベテランキャンパーが最低限の荷物だけを持参し、あえてフォレストバンガローを利用することも多いそう。バンガロー前のスペースは自由に利用でき、BBQコンロや焚き火台などを持参して、静かな夜を過ごすのにも良さそう。
【共用施設】バーベキューハウス、五右衛門風呂、シャワー棟はシーンに合わせて利用しよう
共用施設が充実しているのも「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」の魅力の一つ。なかでもフォレストロッジ・スタンダードのすぐ近くにあるバーベキューハウスはさまざまなシーンで重宝しそう。全天候型の屋根付きで、テーブルにコンロを置いてバーベキューが楽しめる。利用時間は9:00〜18:00で、日帰り利用もOK。バーベキューをする場合は2時間2200円(台・網・火ばさみ、着火剤・木炭込み)で、弁当持参などバーベキュー以外の利用は1時間550円。
さらに、バーベキューハウスのテラスにはピザ窯も備えており、バーベキュー以外の楽しみも。生地から手作りする本格的なスタイルをはじめ、チルドタイプのピザで手軽に体験することもできる。ピザ窯の利用は2時間2750円。
五右衛門風呂体験は家族連れのグループキャンプなどで好評。全2室あり、各室1日1組の貸切利用となっている。15:00〜21:00が利用時間となっており、時間内であればいつでも利用OK。何人入浴しても1室あたり2200円。シャンプーや石鹸の備え付けはないので、要持参。2日前までに予約が必要だ。
【管理棟など】販売品、無料レンタル品も充実!
管理棟は受付、売店を兼ねており、キャンプ場に到着したら最初にチェックイン。売店ではカセットコンロ用のガスボンベ、軽食、ライターをはじめ、ビールや水といったドリンク類も販売。バーベキュー用のお肉セット(3600円〜)も事前予約で用意している。
注目なのが、管理棟のそばにあるレンタルスペース。室内に飯ごう、やかん、鍋、ザル、お玉、まな板、炊飯器、バーベキュー用の網、食器類などが並び、すべて無料でレンタルできるというから驚きだ。ほぼ、このレンタル品でまかなえるほどの充実ぶり。安全面の観点から包丁だけは置いていない。
徒歩圏内には樹上の大冒険で人気の「フォレストアドベンチャー・美里」もあり、家族連れ、グループキャンプなどの楽しみの一つになりそう。
2022年4月末からはシャワー棟の近くにAC電源付きオートキャンプサイトも新たにオープン。リニューアルオープンから1年を経て、ますます快適に利用できるキャンプ場を目指す「美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス」。開放的なロケーションと充実の設備で、気軽にアウトドア体験を楽しんでみよう。
【早見表】施設の基本情報
取材・文=諫山力(knot)
撮影=前田耕司(Ushiro)
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