キャンプ場徹底解剖!「N.A.O.明野高原 キャンプ場&貸別荘」(岐阜県郡上市)|小さな子供連れや愛犬家も満足間違いなしのキャンプ場!

2022年7月21日

キャンプ場が多い岐阜県・中濃地域でも、最大級の敷地面積やサイト数を誇る「N.A.O.明野高原 キャンプ場&貸別荘」。平成初期に開業し、昨今のキャンプブームが訪れる前からこつこつとファンを獲得してきた。幅広い世代から長く親しまれているキャンプ場を現地取材し、その全貌を紹介する。

リピーターも多い「N.A.O.明野高原 キャンプ場&貸別荘」photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

【ロケーション】ICすぐでアクセス抜群!自然豊かな明野高原に位置する

東海北陸自動車道・高鷲ICから車で約5分、「N.A.O.明野高原 キャンプ場&貸別荘」は、自然豊かな標高約800メートルの明野高原にある。高鷲ICの料金所を出て、最初のT字路で左折し、「やまびこロード」と書かれた道へ入って、あとは道なりに走れば着く。最初のT字路には大きな看板にキャンプ場の方向が示されているので、迷うことはないはずだ。

【キャンプサイト】広大な敷地に100サイト以上!ドッグランサイトも充実

「N.A.O.明野高原 キャンプ場&貸別荘」は、オートキャンプサイト、ペットと宿泊が可能な「わんこパラダイスオートキャンプ」、バンガロー、コテージ(貸別荘)、トレーラーハウスと、さまざまなスタイルで宿泊ができる。

【写真】オートキャンプサイトのF-1~F-4。大人数やグループでの利用に最適photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

天然林の地形を生かしたオートキャンプサイトはおよそ100サイトある。正確には100区画あるわけではないが、広いサイトはグループで利用でき、100組が宿泊しても全く問題ないほど広大だと思ってもらえればいい。

A-1は、木々に囲まれて周囲の視線があまり気にならないphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

ソロやデュオにおすすめのサイトから、車が3台停められるような広いサイトまで、サイズは多種多様。水場は共同での利用で、サイトによってはAC電源が付いている(サイト料金+別途1000円必要)。注意点を挙げるなら、ハイシーズンはサイトの指定が不可となる。テントの大きさや人数を考慮して自動的に決定されるが、子供連れならセンターハウスや遊具の近く、グループでの利用なら隣同士など、ちゃんとユーザーのことを考えて選んでくれるので、安心して予約しよう。

【ペット用サイト】200平方メートルを超えるVIPサイトも!「わんこパラダイスオートキャンプ」

また、ここは犬とキャンプがしたい人にはうってつけのキャンプ場で、ペットと宿泊が可能な「わんこパラダイスオートキャンプ」は約40サイトもある。通常サイトとVIPサイトの2種類があり、どちらも高さ90センチか120センチの柵付きで、車の乗り入れも可能。ハイシーズンは犬を連れたキャンパーで予約が埋まるほど大人気だ。

わんこパラダイスオートキャンプのVIPサイトA(手前)。AC電源付きで快適に過ごせるphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

ハイグレードなVIPサイトは、占有面積が200平方メートルを超えるほど広い。これなら犬も思い切り走り回ることができそうだ。VIPサイトのみハイシーズンでもサイトの指定が可能なので、愛犬と優雅な時間を過ごしたい人はこちらを選択しよう。

【バンガロー】3人タイプや5人タイプなど、人数に合わせて選べるバンガロー

由緒正しきフィンランドウッドを使って造られたバンガローは全23棟ある。グリーンデイズ(4月1日から11月30日まで)は3人タイプ、5人タイプ、8人タイプ、15人タイプの4種類で、ウィンターデイズ(12月1日から3月31日まで)は4人タイプのみ利用可能となる。

5人タイプのバンガロー。広さは8畳で、ベッドマットや電源付きphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

【コテージ】多彩なコテージは家族やグループでの利用にうってつけ!

プライベート感のある特別な休日を過ごしたい人は、個性豊かなコテージを選ぶのもおすすめだ。全25棟あり、6人タイプから30人タイプまで大きさはさまざま。トイレ、風呂、家具、寝具など必要なものが一式備え付けられていて、バーベキュースペースも完備。季節を問わず年中利用でき、家族やグループで最高の時間を過ごせる。料金は1棟1泊3万5000円〜9万3000円(上限額は時季により異なる)とかなり幅があるので、人数や予算と相談して決めよう。

貸別荘Wは1棟1泊3万9000円〜。8人用で、最大12人まで宿泊可能photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

2018年5月に完成した貸別荘W。1階がリビングや洗面所、2階に寝室があるphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

貸別荘Sは1棟1泊4万7000円〜。最大8人が宿泊可能photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

貸別荘Sの内観。大きな椅子やソファが用意され、大人数でもくつろげるphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

ちなみにトレーラーハウスは、センターハウスより約1.5キロ離れた「N.A.O.アミーゴバンガロー村」に2棟ある。ここにはバンガローもあり、冬はウィンタースポーツの利用者でにぎわう。センターハウスで受付をしてから移動しよう。

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