目次
- そもそも「グランピング」ってなに?
- 都心から90分!道中の「御殿場プレミアム・アウトレット」に立ち寄ってショッピングも
- 思い立ったら極上グランピング!本当に初心者でも「手ぶら」でOK?
- ワークマンで暖かく、快適に!いつもの防寒着に「プラスオン」しよう
- 外部からの視線を気にせずに滞在できる「プライベートスペースグランピング」!
- サウナもBBQも富士山も……贅沢な「プライベート空間」を独り占め
- 有名イタリア料理店「ロトンド」とコラボ!他では食べられないメニューを開発
- 山梨県の地酒を堪能!冷蔵庫には有料・無料のドリンクをたっぷり完備
- 初めての「焚き火」も安心・安全・簡単!
- 焚き火のあとは、専有の露天風呂、水風呂、テントサウナで「ととのい」体験!
- 富士山でパワー注入!スムージーとホットサンドで軽快な朝がスタート
コロナ禍の2020年以降、3密(密集、密接、密閉)をどう避けるか?が大きなテーマとなっていた。そんなか、“3密にならない”レジャーとしてアウトドアがブームとなっているのだが、その特長として「ソロキャンプ」「グランピング」「車中泊キャンプ」といったキャンプスタイルの“多様化”があげられる。なかでも、テントの設営や火起こし、食事の準備や寒さ対策などに頭を悩ませる必要がなく、“ほぼ手ぶら”でOKな「グランピング」人気が高まっている。
そもそも「グランピング」ってなに?
グランピングはグラマラス(豪華な)とキャンピング(野営)を組み合わせた造語。事前の準備がほとんど必要なく、気軽にキャンプ体験できるため、キャンプをしてみたいけどテント張りや火起こし、BBQの準備や防寒対策が面倒くさい…グランピング施設はそんな「キャンプ入門者」「キャンプ未経験者」の強い味方になっている。
そこで今回、ウォーカープラス編集部ではグランピングの魅力を体験すべく、キャンプ知識ゼロ、キャンプ装備ゼロ、グランピング体験ゼロの“ないない尽くし”の有賀編集長が現地取材を敢行した。
都心から90分!道中の「御殿場プレミアム・アウトレット」に立ち寄ってショッピングも
11月のとある土曜日、都内でミーティングを終えたばかりの有賀編集長が、初冬の山中湖に行くとは思えないジャケット姿で登場!しかも持参したキャンプ道具はゼロ……。合流したカメラマンから「山中湖をナメすぎです」とたしなめられたものの、有賀編集長は「グランピングだから大丈夫」という謎の自信を見せるのだった。
今回の目的地は山梨県山中湖に誕生したグランピングリゾート
『ビジョングランピングリゾート山中湖』
。都心から90分と近く、「富士山を臨む場所で“非日常”を体験することができる」と話題になっている。
「現地までの移動もエンタメ」を心掛けている有賀編集長は、道中にある「御殿場プレミアム・アウトレット」に立ち寄り、ショッピングや昼食を楽しんだ。先ほどまで都心でミーティングをしていたのが嘘のようだ。
思い立ったら極上グランピング!本当に初心者でも「手ぶら」でOK?
用賀から出発した撮影チームは御殿場IC、御殿場プレミアム・アウトレットを経て、富士山が見える
『ビジョングランピングリゾート山中湖』
に到着。渋滞にハマらなかったこともあり、車での移動時間は90分ほどだった。それにしても、施設内から見える富士山の景観は「絶景」のひとこと。
ワークマンで暖かく、快適に!いつもの防寒着に「プラスオン」しよう
「寒すぎる…」と子犬のように震える有賀編集長が駆け込んだ先はフロント。なんと、同施設では高機能・高品質で知られる「ワークマン」とコラボレーションを実施していて、防寒着を無料貸し出し中!どうやら、軽装でも余裕の表情を見せていたのは、このサービスを知っていたからのようだ。
常備しているアウターのバリエーション豊富で、防寒性、ファッション性などその日の気分で選択が可能。焚き火やBBQの臭いが洋服に付いてしまうのが嫌な人はもちろん、焚き火の火の粉にも強いFLAME-TECH(R)マウンテンレインパーカーなどもあるので、自前のアウターを火の粉や臭いから守りたい人は積極的にレンタルを活用しよう!
外部からの視線を気にせずに滞在できる「プライベートスペースグランピング」!
今回訪れた
『ビジョングランピングリゾート山中湖』
は、全客室が150平方メートル以上の専有スペースを備えた宿泊施設。周囲から完全に区切られたプライベート空間なので、“各室専用”の富士山ビュー、全天候型の食事室、露天風呂、サウナ、天然水の水風呂、焚き火などを楽しむことができる。
また、アウトドアならではの解放感とホテルのラグジュアリー感を同時に楽しめ、雨の日や寒暖差の激しい日、どんな天候でも快適に過ごせる全天候型の施設として設計されている点もポイント。何より、全室から富士山を展望できる絶景のロケーションが完備されているのは同施設ならでは!
サウナもBBQも富士山も……贅沢な「プライベート空間」を独り占め
全客室に露天風呂・テントサウナを完備。時間や人目を気にすることなく、貸切で快適に過ごすことができるため、自分たちだけの時間を自分たちだけで完結することができる。
午前中は都心の高層ビルを仰ぎ見ながら仕事をし、その数時間後には心癒やされる絶景・富士山を望みながらBBQに興じる……「ギャップで脳がバグりそう」とご満悦の有賀編集長。
有名イタリア料理店「ロトンド」とコラボ!他では食べられないメニューを開発
19時を超え、撮影チームもお腹が空いてきた模様。ガチなキャンパーの場合、朝から買い出しをして大量の食材を持ち運んで……と慌ただしい感じになるが、ビジョングランピングの場合は「あとは加熱するだけ」の豪華な夕食が用意されているので準備のストレスはゼロ。
『ビジョングランピングリゾート山中湖』
では、有名イタリア料理店「ロトンド」とコラボレーションし、グランピング=BBQという概念を踏襲しつつも、より地元を楽しめる、他の施設や店では食べられないメニューを提供する。
また、地産地消・オーガニック・フードロスにこだわった食の取り組みを実施。環境にも人にもやさしいオーガニック食品を扱い、自然と調和・共存するグランピング場としてSDGsにも力を入れ、「フードロス削減」にも努めている。
山梨県の地酒を堪能!冷蔵庫には有料・無料のドリンクをたっぷり完備
美味しい食事には最高のお酒が必要!地元の醸造所のワインをはじめ、地酒やクラフトビールが取り揃う。「満点の星空の下、焚き火を見ながら地酒を飲むなんてオツですね」と笑顔。
初めての「焚き火」も安心・安全・簡単!
開放感のあるドーム型テントで太陽の光や雲の動き、星の煌めきを室内に居ながらも楽しめ、自分たちだけの時間を堪能できる。そんな癒やしの空間に魅了されまくりの有賀編集長が「やっぱりキャンプっぽいこともしたい」と要望。この取材で楽しみにしていたという「焚き火」にも挑戦することに。
もちろん、必要となる薪、焚き火台、トング、革グローブ、着火剤といった必要な道具は施設に準備済。ド素人の有賀編集長でも焚き火の火起こしを簡単に体験することができた。
焚き火のあとは、専有の露天風呂、水風呂、テントサウナで「ととのい」体験!
全客室に専用の露天風呂とテントサウナ、水風呂が設置されているので、スタッフの手を借りずに自分たちだけで完結することができる。宿泊中はいつでも何度でも常に利用できるのもうれしいポイント。
富士山でパワー注入!スムージーとホットサンドで軽快な朝がスタート
前日、グランピングの魅力を堪能した有賀編集長は、起きぬけに「こんなに寝起きがよいのは久しぶり」と、すっかりご機嫌。朝食の前に朝風呂で体温を上昇させて体調も万全の様子。
当然、朝食も素敵なラインナップが準備されている。澄み渡る青空の下、富士山を眺めながらスムージーとホットサンドを楽しむなんて、朝から贅沢が過ぎる!
チェックアウト(10時)の時間となり、後ろ髪を引かれる思いで
『ビジョングランピングリゾート山中湖』
を後にする編集部スタッフ。しかし、この旅はまだまだ終わらない!
同施設から程近い山中湖は山梨を代表する観光スポット。山中湖を一周してドライブするもよし、水陸両用バス「山中湖のKABA」で山中湖へダイブするもよし、はたまた近隣の「三島由紀夫文学館」で文学の海に浸るもよし、他にも富士山周辺の観光スポットは多数……東京までの道中もまったく飽きさせない。
山中湖の駐車場でちょっと休憩し、出発してからの1日を振り返った有賀編集長。この凝縮した「遊び」「癒やし」体験はキャンプ初心者やライト層にもピッタリ!
ファミリー、大事な人、仕事仲間、女子会等々、あらゆる人の五感を「ととのわせる」グランピング体験をとことん満喫し、笑顔で帰京したのだった。