キャンプ場徹底解剖!「N.A.O.高山すずらん高原キャンプ場」(岐阜県高山市)|御嶽山や乗鞍岳を望み、避暑にも最適な絶好のロケーション

2023年7月5日

2023年4月にグランドオープンした「N.A.O.高山すずらん高原キャンプ場」(岐阜県高山市)。標高約1400メートルの高原に位置し、御嶽山と乗鞍岳を望む最高のロケーションが自慢のキャンプ場だ。グランドオープン後も進化を続ける施設を現地取材し、その全貌を紹介する。

絶景パノラマが楽しめる「N.A.O.高山すずらん高原キャンプ場」を徹底解剖photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

【ロケーション】標高約1400メートルに位置する特別感

「N.A.O.高山すずらん高原キャンプ場」は中部縦貫自動車道・高山ICを下りて、南東に55分ほど車を走らせれば到着する。

キャンプ場がある鈴蘭高原は、高山市にある穴場的な高原リゾート地。雄大な御嶽山や乗鞍岳が一望でき、息をのむような絶景が広がる。標高約1400メートルのロケーションは格別で、真夏でも涼しい。2022年は1度も気温が30度を超えることはなかったそうで、涼を求めて訪れる人も多いという。ちなみに、高原の名前の由来は、スズランの群生地があるから。高山市の中心部にもアクセスしやすいので、キャンプを楽しんだ翌日は高山の古い町並みを観光するのもいいだろう。

【キャンプサイト】どのサイトからもパノラマで絶景が楽しめる

サイトはオートキャンプサイト(シングルサイト、ダブルサイト)、フリーサイトの2種類となる。シングルサイトは約100平方メートル、ダブルサイトはその倍となる約200平方メートルで、共にAC電源付き。

シングルサイト。隣のサイトとやや距離があるところがポイントphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

整備中のダブルサイト。芝生が生えそろい次第、受付を開始する予定だが、2023年シーズン中の開始は難しそうとのことphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

シングルサイトは全部で14あり、敷地中央にあるセンターハウスとフリーサイトを挟むように、北側と南側に分かれている。御嶽山などの眺望を楽しみたいなら北側(N1からN6まで)を予約するのがおすすめだ。

フリーサイトは2カ所ある。こちらは中央にあるフリーサイトで、現在は芝生が生えそろっているphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

フリーサイトは車の乗り入れが可能な芝生エリアで、こちらには電源設備がない。各種サイトは現在も整備中で、2023年シーズンはダブルサイトの予約は行っていない。また、2023年8月頃にはペット同伴可能のサイトもスタート予定とのこと。最新の情報については施設に問い合わせよう。

もう1つのフリーサイト。センターハウスの西側にある。こちらも車の乗り入れが可能photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

場内には、トイレや風呂、キッチン、ベッド、調理器具、BBQテーブルなどを完備したトレーラーハウスも1棟ある。定員は4名で、寝具をレンタルすれば6名から8名ほどでの利用も可能。風呂の湯は天然温泉をガスで温めたもので、温泉に入浴できるのがポイントだ。

トレーラーハウス。手前のスペースでBBQができるphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

トレーラーハウスの内観。まるでモデルルームのような美しさphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

「N.A.O.高山すずらん高原キャンプ場」は木々が少なく、広場のように開けているのが特徴だ。多少の違いはあるが、基本的にどのサイトからもパノラマで絶景が楽しめる。この開放感はほかのキャンプ場ではそうそう味わえない。

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