2023年2月5日、セガによる公式eスポーツ大会「VIRTUA FIGHTER esports CHALLENGE CUP SEASON_1【3rd】FINAL」が東京・浅草橋ヒューリックホールにて開催。「FREE部門」、「3on3部門」という2つの部門の優勝者決定戦が行われ、会場は大盛り上がりとなった。
こちらの催しは、プレイステーション(R)4用ソフト「Virtua Fighter esports」を採用タイトルとし、プロ選抜を行う公式大会で、有観客・オフラインの形式にて実施。予選で勝ち上がった「FREE部門」16名、「3on3部門」2チームのファイナリストが集結し、長時間に渡って見ごたえのある対戦をくり広げた。
そうして激戦を制し、優勝の栄冠を手にしたのはレオラオ選手(FREE部門)と、ざんあにFC(3on3部門)の面々。なお、レオラオ選手と「FREE部門」準優勝のヨゴ選手には、日本eスポーツ連合(JeSU)による「Virtua Fighter esports」“ジャパン・eスポーツ・プロライセンス”発行の権利も付与された。優勝および準優勝の感想を聞かれた2人は以下のように答えた。
レオラオ選手「まだ少し優勝の実感がなく、フワフワしています。決勝が始まる前は緊張がありましたが、始まってみると意外と平気でリラックスして臨むことができました。ヨゴ選手とは次もう一度対戦したら厳しい相手だと思っていますが、勝つことができてうれしいです」
ヨゴ選手「プロライセンスを獲得できてうれしいです。応援メッセージとかたくさんいただいていたので、それが自分の力になったかと思います。スパーリングパートナーとして、練習に付き合ってくれた組長さんには感謝しています」
また「3on3部門」で優勝した、ざんあにFCのメンバーからも、以下の優勝コメントが寄せられた。
うめっち選手「チームメンバーに助けられましたね。自分はリーダーとしてあまり仕事できませんでしたが、チームの良い雰囲気作りはできたので良かったです。あまり1番を取るという経験がなかったのでうれしいです」
キース選手「優勝経験がほとんどなかったので、この舞台で勝つことができてうれしいです。ありがとうございました」
ベジット選手「今が人生で一番うれしい瞬間ですね。自分よりもずっと格上だと思っているゾンチャン選手に2回も勝つことができてうれしいというのもありますが、チームメンバーに予選でも決勝でもたくさん助けていただいたので、感謝でいっぱいです。自分が負けた時に優勝が遠のいた感じがして怖くもありましたが、勝つことができて本当に良かったです」
こうして大盛況のうちに終了した本大会に続き、3月19日(日)には初のセガ公式プロ大会「VIRTUA FIGHTER esports PRO CHAMPIONSHIP 2023」が、東京・大崎のTUNNEL TOKYOにて開催することも決定。こちらは「Virtua Fighter esports」のプロライセンス持つプロ選手による賞金大会で、優勝選手には賞金100万円と称号「創造神」が授与されることになっている。
本記事やアーカイブ映像(YouTubeにて視聴可能)を見て「Virtua Fighter esports」に興味を持たれた方は、こちらの大会にも足を運んでみてはいかがだろう。