「スト6」と「格ゲー」の魅力を伝えるためにやるべきこととは?プロゲーマー・翔選手が語った「20代」をつなぎとめる方法

2024年4月18日

2023年、サウジアラビアで開催されたeスポーツイベント「Gamers8」のスト6部門で優勝し、賞金40万ドル(約5800万円)を獲得した「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」所属の翔選手

先日、有明GYM-EXにて開催された「ストリートファイター6」の公式大会「RAGE STREET FIGHTER」は、最高同時接続者数が13万人を超え大きな話題となった。

SHAKAさん、よしなまさん、ドンピシャさん、赤見かるびさんら超豪華な16名の出演者が最強ストリーマーの座をかけて激闘を繰り広げた同イベントに、セコンドとして参加していたプロゲーマー・翔選手にインタビューを実施。盛り上がる「スト6」事情や、ストリーマーが及ぼした影響について話を聞いた。

会場のボルテージも最高潮!2024年3月24日、有明GYM-EXにて開催されていた「ストリートファイター6」の公式大会「RAGE STREET FIGHTER」

長丁場のトーナメントを制し、優勝を決めたたいじさん(使用キャラ:JP)

プロ選手との交流エリアも大盛況だった


20代の人たちに「格ゲーの魅力と面白さ」を伝えることの重要性


――いま「スト6」が盛り上がっている要因はなんでしょうか。

【翔】ゲーム性のわかりやすさ、見ている人にも伝わりやすい派手で多彩な演出、そして一番は「モダン操作」により初心者の方も始めやすい点が理由だと思います。それによってストリーマーの方たちもプレイをしてくれて、「スト6」の魅力が多くの人に伝わったんだと思います。

大いに盛り上がった「RAGE STREET FIGHTER」


――ストリーマーとプロゲーマーの“師弟関係”が注目されるようになりました。

【翔】まずは格ゲーの魅力や「スト6」のことを知ってもらえることが大切です。ストリーマーさんやVtuberといった方々が「スト6」にハマることで、そのファンの方も「格ゲーをやってみよう!」という広がりに繋がっているのは素晴らしいと思います。

【画像】日本を代表するトップVTuber・赤見かるびさんも参加


――その影響なのか、「スト6」は20代のプレイヤー数が非常に多いそうです。

【翔】自分もリスナーさんとのやり取りのなかで「学生です!」なんていう声をよく聞くようになりました。それこそ、「RAGE STREET FIGHTER」はストリーマーさんメインの大会なので若いお客さんも多く、若年層に認知されているなと実感します。

――プレイしてこれた若年層を逃さない方法は?

【翔】ストリーマーの方々に継続的にプレイしてもらって、僕らプロゲーマーが関わっていくという仕組みを続けることが大切だと思います。また、初心者のための「格ゲーはこういうモノなんだよ」という講座があれば、より“格ゲーの魅力や面白さ”を伝えることができると考えています。

――自身で講座をやったり大会を主催する可能性も?

【翔】自分自身や「スト6」のことをもっと認知してもらうためにも、将来的には大会を主催したり、イベントを行いたいと考えています。

――最後に、翔さんの今後の目標を教えてください。

【翔】昨年、大きな大会で優勝させてもらって、認知度も上がるとともに自分に自信がつきました。ただ、「初年度だから」「キャラが強いから」といった声があるのも事実です。そうした声を一蹴できるような結果を今年は出したいと思います。

プロ格闘ゲーマーとして活躍する翔選手


<参加選手> ※敬称略
SHAKA、ドンピシャ、しんじ、よしなま、ありけん、Zerost、Ceros、蛇足、たいじ、おぼ、XQQ、高木、天鬼ぷるる、赤見かるび、如月れん、ザクレイ

SHAKA、赤見かるび、よしなまなど人気配信者16名が参戦!


<MC・キャスター>※敬称略
アール、ハイタニ、ハメコ。、ふり〜だ、大和周平

超充実の解説陣にも注目!


なお、大会の模様はYouTubeでも視聴可能。


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