先日、有明GYM-EXにて開催された「ストリートファイター6」の公式大会「RAGE STREET FIGHTER」は、最高同時接続者数が13万人を超え大きな話題となった。
SHAKAさん、よしなまさん、ドンピシャさん、赤見かるびさんら超豪華な16名の出演者が最強ストリーマーの座をかけて激闘を繰り広げた同イベントに、セコンドとして参加していたプロゲーマー・翔選手にインタビューを実施。盛り上がる「スト6」事情や、ストリーマーが及ぼした影響について話を聞いた。
20代の人たちに「格ゲーの魅力と面白さ」を伝えることの重要性
――いま「スト6」が盛り上がっている要因はなんでしょうか。
【翔】ゲーム性のわかりやすさ、見ている人にも伝わりやすい派手で多彩な演出、そして一番は「モダン操作」により初心者の方も始めやすい点が理由だと思います。それによってストリーマーの方たちもプレイをしてくれて、「スト6」の魅力が多くの人に伝わったんだと思います。
――ストリーマーとプロゲーマーの“師弟関係”が注目されるようになりました。
【翔】まずは格ゲーの魅力や「スト6」のことを知ってもらえることが大切です。ストリーマーさんやVtuberといった方々が「スト6」にハマることで、そのファンの方も「格ゲーをやってみよう!」という広がりに繋がっているのは素晴らしいと思います。
――その影響なのか、「スト6」は20代のプレイヤー数が非常に多いそうです。
【翔】自分もリスナーさんとのやり取りのなかで「学生です!」なんていう声をよく聞くようになりました。それこそ、「RAGE STREET FIGHTER」はストリーマーさんメインの大会なので若いお客さんも多く、若年層に認知されているなと実感します。
――プレイしてこれた若年層を逃さない方法は?
【翔】ストリーマーの方々に継続的にプレイしてもらって、僕らプロゲーマーが関わっていくという仕組みを続けることが大切だと思います。また、初心者のための「格ゲーはこういうモノなんだよ」という講座があれば、より“格ゲーの魅力や面白さ”を伝えることができると考えています。
――自身で講座をやったり大会を主催する可能性も?
【翔】自分自身や「スト6」のことをもっと認知してもらうためにも、将来的には大会を主催したり、イベントを行いたいと考えています。
――最後に、翔さんの今後の目標を教えてください。
【翔】昨年、大きな大会で優勝させてもらって、認知度も上がるとともに自分に自信がつきました。ただ、「初年度だから」「キャラが強いから」といった声があるのも事実です。そうした声を一蹴できるような結果を今年は出したいと思います。
<参加選手> ※敬称略
SHAKA、ドンピシャ、しんじ、よしなま、ありけん、Zerost、Ceros、蛇足、たいじ、おぼ、XQQ、高木、天鬼ぷるる、赤見かるび、如月れん、ザクレイ
<MC・キャスター>※敬称略
アール、ハイタニ、ハメコ。、ふり〜だ、大和周平
なお、大会の模様はYouTubeでも視聴可能。
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