運行10周年!青森各地域自慢の“あで”と地酒で雪景色を堪能する「酒のあで雪見列車」が今冬も運行

2025年11月5日

青森の文化を目一杯満喫できる温泉宿「青森屋 by 星野リゾート」は、地元の鉄道会社「青い森鉄道株式会社」の協力のもと、2026年1月24日(土)〜2月15日(日)の土日限定で、青森各地域自慢の「あで(※1)」と地酒で雪景色を堪能する「酒のあで雪見列車」を運行する。
※1:⻘森の方言で、つまみの意味

運行10周年を迎える今冬は、南部地方・津軽地方・下北地方それぞれの地域自慢の郷土料理やおつまみを詰め込んだ「あでセット」が新登場。さらに、週替わりで乗車する地元民が、方言を交えながら「あで」と各地域の魅力を紹介する交流も楽しめる。囃子の生演奏で夏祭りの熱気を味わえるほか、地酒を片手に、車窓に広がる雪景色、地元民との語らい、そのすべてが酒の「あで」となる、青森の奥深い魅力を満喫できる列車旅だ。

「酒のあで雪見列車」イメージ


背景

豪雪地帯である青森は、冬季におけるバス・タクシーの減便や雪道運転の難しさなど、二次交通が課題となり、ほかの季節と比べ、冬の観光客数が減少傾向にある(※2)。この課題に対し、青森屋が青い森鉄道と協力し、冬の交通手段を提供するとともに、移動そのものが旅の楽しみになる「酒のあで雪見列車」を2016年より運行してきた。

これまでに、県内外や海外から延べ900人以上が乗車し、冬の青森観光に新たな価値を創出してきた。今冬は沿線地域に留まらず、列車の中で県内広域の魅力を発信。乗客に「次はあの地域へ行ってみたい」と感じてもらうきっかけを作ることで、将来的な県内周遊につなげ、観光誘客支援と持続的な地域活性化を目指す。
※2:参考:青森県観光入込客統計

【特徴1】車内で紹介してくれる地元民自慢の「あで」と地酒

【写真】地元民自慢の料理を詰め込んだ「あでセット」

列車内では、県内各地域ごとの郷土料理をはじめとしたおつまみを詰め込んだ「あでセット」と、各地域から厳選した地酒を提供。下北地方の味噌貝焼き、南部地方のごぼうの醤油漬け、津軽地方の馬肉の煮込みなど12品が入っており、週替わりで乗車する地元民が、青森ならではの方言を交えた会話とともに、食べ方やこだわりを伝えてくれる。旅先でしか体験できない、青森の人々とのふれあいも醍醐味。

【特徴2】地元の囃子団体による迫力ある生演奏

お囃子イメージ

⻘森ねぶた祭に参加している囃子団体が、囃子の生演奏を列車内で披露。雪景色とともに楽しむ迫力ある生演奏は、料理に並ぶ酒の「あで」。冬の青森旅行で、夏祭りの熱気を体感できる、またとない機会だ。

【特徴3】景色がいい場所では速度を落として運行

車窓からの景色のイメージ

本観光列車は、青い森鉄道の協力のもと、三沢駅から青森駅まで速度や停車駅をアレンジした特別ダイヤで運行。そのため、通常ダイヤではすぐに通過してしまう絶景ポイントをゆっくり走行できる。酒のあで雪見列車を運行する期間は、降雪量が多い時期であるため、雪原風景や荒波が打ちつける陸奥(むつ)湾など、雪国ならではの景色を楽しめるのが特徴。

「酒のあで雪見列車」概要

運行日:2026年1月24日(土)・25日(日)、31日(土)、2月1日(日)、7日(土)・8日(日)、2月14日(土)・15日(日)
時間:11時30分ごろ「⻘森屋 by 星野リゾート」出発~13時5分ごろ「⻘森駅」到着
※⻘森駅到着後は自由行動
※運行ダイヤ決定し次第、公式サイトにて掲載

料金:1人1万5000円
含まれるもの:三沢駅から⻘森駅までの列車運賃、地酒、酒のあでセット、お囃子生演奏
定員:30人(最少催行人数2人)
予約:利用日の7日前までに公式サイト、または青森屋 by 星野リゾートアクティビティデスク(TEL:0176-51-1116)にて受付
対象:宿泊者、外来利用者いずれも可

※状況により、運休または内容が一部変更になる場合あり

⻘森屋 by 星野リゾート

ねぶり流し灯篭

「のれそれ(※3)⻘森 〜ひとものがたり〜」をコンセプトに、⻘森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。約73万平方メートルの敷地内には自然が広がり、館内では四季ごとに多彩なアクティビティを楽しめる。
※3:⻘森の方言で「目一杯」の意味

所在地:⻘森県三沢市字古間木山56
電話:050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
客室数:236室・チェックイン15時/チェックアウト12時
料金:1泊2万3000円〜(2人1室利用時1人あたり、税込、夕朝食付き)
アクセス:⻘い森鉄道三沢駅より徒歩15分、三沢空港より車で約20分


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