まさに“雷に打たれたような衝撃”が走りました!
――そんなサッカー少年が、アーティストを目指すことになったキッカケは?
ある日、サッカーの練習が休みの日にたまたま兄と一緒にEXILEさんのライブDVDを見てたんですけど、それが本当にカッコよすぎて!それまでは練習や試合に行く時に音楽を聞いてたくらいで、ライブ映像とかを見たことがなかったので、目で見た時のパフォーマンスのカッコよさに衝撃を受けました。よく「雷に打たれたような」と表現したりしますけど、まさにそれくらいの衝撃でしたね。
その2週間後くらいにはフロンターレの練習に行くのをやめて、学校が終わったらすぐカラオケに行って歌う、みたいな日々を過ごしてました。ずっとサッカーをやってきて家族も友達も応援してくれてたので、最初はみんなから止められましたし、自分でも「俺にはサッカーしかない」と思ってたので、いくら直感したとはいえ辞めるのは怖かったです。でも最終的には、そんなに打ち込んだサッカーを上書きしてしまうくらいの衝撃があったんだから、自分の直感を信じようと思いました。
――まるで漫画の主人公のような展開ですね。その後、IVVYになるまでの道のりは?
高校生から本格的に、「アーティストになる」という夢を追いかけ始めました。練習生期間にHIROTOと出会って、元々IVVYにも誘ってくれてたんですけど、当時はK-POPに憧れて韓国に行きたい気持ちがあったので、まだ入れないと断っていました。それで韓国のいろいろな事務所のオーディションを受けていましたが、最終選考で落ちることが多くて。そんな中で、HIROTOが改めてIVVYに誘ってくれたので、「これはそういう運命なのかも」と思い、IVVYに加入することを決めました。