2025年4月13日(日)~10月13日(月)の期間中、大阪・夢洲で開催される大阪・関西万博。JR西日本では、万博と一緒に楽しめる観光列車の運行や、万博に行く際に役立つさまざまな取り組みを実施。
ウォーカープラスは、その取り組みの中から特に注目の4つのポイントを紹介する。
観光列車「はなあかり」が大阪~尾道間を運行
“地域の華を列車に集め、お客様と地域の縁を結ぶ列車”をコンセプトに、エリアを変えながら西日本各地を運行する「はなあかり」。2024年秋にデビューしたての新たな観光列車だ。
季節ごとにエリアを変えて運行するはなあかり。4月5日(土)~6月29日(日)の土日(※)は、約5時間半かけて大阪から尾道までを結ぶようになる。
※5月3日(土)・4日(日)を除く全24本
姫路・倉敷・福山・尾道など、歴史や文化があふれる瀬戸内エリアへの旅行だけでなく、大阪・関西万博に合わせたプラスワントリップに最適だ。

運賃は、大阪~倉敷間はスーペリアグリーン(2名利用の場合)で1万610円、グリーン車指定席で8410円。大阪~尾道間はスーペリアグリーン(2名利用の場合)で1万3320円、グリーン車指定席で1万1120円。
※すべて片道、通常期、大人1人あたりの運賃
切符は、全国の駅の「みどりの窓口」および主な旅行会社窓口と、JR西日本インターネット予約「e5489」で3月5日(水)10時から購入できる。
また、地元ならではの食材を使用した食のサービスを事前予約限定で販売したり、アテンダント3名が乗車し、地域ならではのお土産品や飲料、「はなあかり」グッズを販売したりと、さまざまなサービスが予定されている。
「WEST EXPRESS 銀河」が山陰コースに登場!
西日本が誇る美しい海や空を表現した瑠璃紺色の車体が魅力の観光列車「WEST EXPRESS 銀河」が、3月21日(金)~5月28日(水)の期間中は京都~島根・出雲間を運行。大阪・関西万博で盛り上がる関西エリアと山陰エリアを結ぶ夜行列車として活躍する。
毎日運行しているわけではなく、下り(京都→出雲)と上り(出雲→京都)でスケジュールが異なるため、公式サイトを確認。

切符は、JR西日本ネット予約サービス「e5489」、全国の「みどりの窓口」、「みどりの券売機プラス」で各運行日の1カ月前の10時から購入が可能。なお、ファーストシート、クシェット、リクライニングを申し込みたい場合は、「e5489」で発売開始日の1週間前の5時30分から「事前申込サービス」が利用できる。



※運行日は2025年1月現在の予定で、変更になる場合あり。
※山陰コースのおもてなしの詳細は決まり次第公式サイトで発表。
来場者の混雑を回避!手荷物預かりサービス
JR西日本は、大阪・関西万博に向けたアクセス輸送を支える交通事業者として、来場者の安全と利便性を確保するために手荷物預かりサービスを実施。
大阪駅および新大阪駅では、手荷物預かり機能として現在でも約4000個の容量を有しているが、繁忙期には不足することも。今回、さらに最大約3000個の容量拡大を行い、合計7000個の容量の確保に踏み出した。
具体的には、万博開催までに大阪駅に約1600個、新大阪駅に約1400個、荷物保管スペース(「Crosta」)の拡張、臨時一時預かり所の設置、コインロッカーの増設などが行われる。利用料金は、手荷物一時預かりが1000円/1個、駅~大阪市内ホテルのキャリーサービスが2000円/1個。※4月1日(火)~10月31日(金)の期間中


そのほか、ロッカーに荷物を預けるだけで宿泊先のホテルに届けてくれる「pikuraku PORTER」(ピクラクポーター)の設置や、駅からホテルへの手荷物配送付き旅行プランの発売など、オーバーツーリズム解消にも取り組んでいる。
パパママも安心のファミリー向けサービスも
子連れの来場者がより安心・快適に万博を楽しむための3つのサポートも実施。
1つ目は、大阪環状線323系車両に子育て応援スペース「こどもおでかけ応援スペース ミライ」を新設し、人目を気にせずベビーカーでも安心して過ごせる車内空間(ベビーカースペースラッピング)を用意。走行線区は大阪環状線、新大阪~桜島(直通臨時列車)、JRゆめ咲線(桜島線)で、2025年2月から約1年間、順次設置される。

次に、2025年2月~2026年1月の期間中、大阪駅うめきた地下口改札内にベビーケアルーム「mamaro」を設置。人目を気にせず赤ちゃんのお世話ができる空間になっている。
3つ目は、JR西日本グループのファミリー向けサービス情報の一元化。子連れの来場者がアクセス方法や有益な情報を一括で検索できるよう、「こどもおでかけ応援ポータル ミライ」を軸に情報をまとめ、発信を行っていくというものだ。このサービスは、「WESTER」アプリ内万博ページ、万博情報特設サイトと連携予定。

遠方からの来場者やファミリーなど、幅広い層に向けて快適な万博体験を提供するJR西日本。自分に合ったサービスを活用して万博や観光を楽しもう。
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