株式会社BANDAI SPIRITS(以下:BANDAI SPIRITS)から、初のケミカルリサイクルプラモデル「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム」が2025年4月に発売される。

使用済みランナーから生まれ変わる次世代ガンプラ
「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム」の特徴は、使用済みのランナー(プラモデルの枠部分)を化学的に分解し、新たなガンプラの原料として再利用している点。重量ベースで44%もの部分にリサイクル素材を使用している。

この取り組みは、2021年4月にバンダイナムコグループ4社(バンダイナムコホールディングス、BANDAI SPIRITS、バンダイナムコアミューズメント、バンダイロジパル)が共同で立ち上げた「ガンプラリサイクルプロジェクト」の一環で、これまでに回収したガンプラの使用済ランナーは約105トン(2025年1月時点)に達するという。これらをPSジャパン株式会社がそのほかの使用済ポリスチレンなどとあわせてモノマー化ケミカルリサイクルし、プラモデルの原料としてBANDAI SPIRITSが購入、生産に活用している。

大阪・関西万博に登場する機体を立体化
本商品は、大阪・関西万博「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」にて上映の完全新規映像に登場する「RX-78F00/E ガンダム」を1/144スケールで商品化したもの。最大の見どころは「グラスフェザー装備」と呼ばれるソーラーパネル部分で、クリアパーツを使用した美しい仕上がりになっている。このパネルは展開状態と収納状態の両方を再現可能。バックパックのアームは多関節で可動し、迫力あるポージングが楽しめる。



新規武装「ビーム溶接ガン」は展開状態と収納状態を差し替えで再現でき、収納時は腕に携帯させることも可能。また、
万博のガンダム立像の装備
も忠実に再現されている。ランドセルは立像版と通常版から選択できる。


塗装不要の多色成形技術「イロプラ」で機体色を再現し、「スナップフィット」方式で接着剤なしで組み立てられるので、ガンプラ初心者でも安心して楽しめる。シールド、ビーム・ライフルなどお馴染みの装備や、表情豊かなポージングが楽しめる豊富なハンドパーツも付属。
「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム」ケミカルリサイクルVer.は、2025年4月11日(金)より大丸梅田店に期間限定出店する「THE GUNDAM BASE POP-UP」などで販売予定。価格は3960円。
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