結婚や転職、子供の就学などライフステージが変わることの多い30~40代。現在の生活だけではなく、将来に向けて蓄財や投資などの資産運用を考え出すという人も多いはず。とはいえ、一口に資産運用と言っても、定番と言える株式投資をはじめ、元本確保型の運用も選べるiDeCoや、FXや先物取引などハイリスク・ハイリターンな金融商品まで千差万別。そこで今回は、ウォーカープラスの30~40代読者を対象に、「興味のある資産運用」と「実際にしている資産運用」についてアンケートを実施。投資に対するリアルな事情を調査した。(調査期間:8月11日~22日 有効回答者数943人)
興味のある資産運用の筆頭は「NISA」、ハイリスクな金融商品は少数派
興味を持っている資産運用についての質問(複数回答可)では、61%の人が「興味がない」以外の項目を回答。6割以上が資産運用に興味を持っている中、もっとも多くの回答が寄せられたのが「NISA・つみたてNISA」(34.0%)だ。
NISA(少額投資非課税制度)は、一定の制限のもと、投資で得た利益が非課税になる制度。実際に運用する金融商品は株式や投資信託、不動産投資などから選ぶということもあり、少額から資産運用をはじめる人には親和性の高い制度と言える。