【1日目:ランチ】佐賀の「肉」を食す!ミシュラン1つ星の名店はランチもおすすめ!
この日、サウナ路線の航空便が九州佐賀国際空港に到着したのが「11時20分」、ちょうどお腹も空いてきた頃合いだ。空港から佐賀市内への道すがら、のどかな田園風景を楽しみながらレンタカーで走ること20分、市内に到着した有賀編集長が向かった先は『ミシュランガイド福岡・佐賀 2014 特別版』『ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎 2019 特別版』に一つ星として掲載された「佐賀牛レストラン 季楽(きら) 本店」。
有賀編集長とカメラマンは、“お手頃ランチ”としてスタッフにおすすめされた「きらランチ(国産牛)」と「焼肉重ランチ」をオーダー。甘くて、ホロっと口の中で溶ける絶品の国産牛に二人して感嘆の声をあげたのだった。これぞサウナーたちにオススメしたい“ご当地グルメの逸品”だ。
【1日目:夜サウナ】サウナシュラン3年連続1位!「御船山楽園ホテル」の“非日常感”がヤバイ!
ランチを終え、佐賀「サ旅」のメインスポット・御船山楽園ホテル 大浴場「らかんの湯」へ出発。同ホテルは「今行くべき全国のサウナ施設」としてランキング&表彰しているサウナシュランで3年連続1位に輝いた、全国のサウナーにとって垂涎の的となっているサウナだ。
近年、世界的アート集団・チームラボが手掛けたロビーフロアがメディアやSNSで話題を集めることも多く、「TVやSNSで見た」という人も多いのではないだろうか。暗がりの空間は御船山の森の最深部を、天井から伸びる無数のムラーノ・ガラス(ベネチアン・グラス)は森の花々や木の実、木漏れ日をイメージ。その明かりの色は御船山の四季に応じて変化する。ホテル内に一歩足を踏み入れれば幻想的な世界観に息を吞むこと必至。サウナ体験前から圧倒されまくりの有賀編集長なのだった。
“究極にととのう”を体感
男性大浴場には、セルフロウリュ(御船山の天然水と佐賀嬉野産ほうじ茶)を楽しめるドライサウナと16度に冷却した温泉水を使った水風呂、御船山の大自然を感じられる大露天風呂、そして外気浴スペースを備えている。
女性大浴場には、セルフロウリュ(御船山の天然水)とクーゲル(サウナストーブに乗せて香りを愉しむアロマボール)を楽しめるドライサウナ、17度に冷却した温泉水を使った露天風呂、スチームサウナ、水風呂、外気浴スペース、喫茶スペースを有し、まさに“究極にととのう”ために考え抜かれた施設となっている。支配人の前田さんは、「自然との境界線を取り払い、自然調和を体験できるボーダレスサウナとなっている」と語った。
【1日目:夕飯】佐賀の夜は活造り「呼子のイカ」
「ととのう」を体験した有賀編集長は、佐賀牛と同様に人気を博すご当地グルメ「呼子のイカ」を晩御飯として選択。向かった先は佐賀駅すぐの「さかなや道場 佐賀南口店」。玄海の海で育った活イカは、「これがイカの身…?」と疑ってしまうほど透き通った身とコリコリした食感が特長で、佐賀県でしか味わえない逸品!「サウナで“ととのった”体に流し込むビールは格別」と有賀編集長も大満足。
【2日目:朝サウナ】朝サウナで追い込みの「ととのう」
極限まで佐賀の「サ旅」を楽しみたい有賀編集長は、日曜・祝日は朝7時から営業している「源泉掛け流し温泉 佐賀の湯処 こもれび」へ。同施設は源泉かけ流しの多彩なお風呂と家族湯、国内最大規模のサウナ、本格的なレストランを備えた温浴施設となっていて、男女ともにスクリーンやロウリュ、熱波師によるアウフグースを五感で愉しめるサウナとして人気を博している。さらに、女湯には樽型のバレルサウナを導入している点にも注目だ。支配人の久保さんは「朝の清々しい空気の中でサウナを楽しんでください!」と笑顔で語った。
【2日目:昼】空港に到着するまで、佐賀県を余すことなく楽しむ!
こうして、佐賀県のサウナやグルメを堪能し“究極にととのった”有賀編集長は、佐賀市内から空港までの道中にある「佐賀城跡」に立ち寄ったのち、九州佐賀国際空港へと向かった。その道すがら、さえぎるものが何もない広大な地平線に身も心もデトックス!まさに、癒やしが詰まった佐賀の「サ旅」となった。
これからの紅葉シーズン。サウナを楽しみつつ佐賀の絶景紅葉スポットを巡ってみるのもよいだろう。
取材・文・撮影=若狭健太郎
※施設の許可をとって撮影時のみマスクを外しています。
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