男女一緒にエンタメ系プログラムを楽しめる!「Sauna Theater NAGOYA」
サウナブーム真っただ中の現在、“男女が一緒に楽しめるサウナ”のニーズも高まっている。それに応える形で、ウェルビー栄店3階の一部は男女共用のエリアとなった。
その目玉が「Sauna Theater NAGOYA」だろう。こちらでは、1時間ごと(変動の場合あり)にフリーアウフグース、ショーアウフグース、ホットストレッチなど、“エンタメ系”のサウナプログラムを開催するという。館内着を着たまま、男女共に参加できるのも大きな特長だ。
「アウフグース」とは、サウナ室内で蒸気を発生させ、タオルなどで熱を撹拌。体感温度をグッと上げるプログラムのこと。こけら落としとして、日本一のアウフグースマスター(仰ぎ手)を決める「Aufguss Championship Japan 2023」の中日本予選も、4月21日・22日に「Sauna Theater NAGOYA」で開催された。
くつろぎのスペースである男女共用のレストエリアには、ついつい長居したくなる工夫が満載。コンセントが至るところに設置されるなど、コワーキングスペースとしても利用可能だ。なお、レストエリアには真っ白な内観が特徴的な「Sauna Bar」があり、北欧産のビールをはじめとしたヨーロッパのドリンクなどを販売。「マッカラドッグ」(680円)など、軽食も味わうことができる。
この大胆なリニューアルの仕掛け人である、“サウナ界のゴッドファーザー”こと米田行孝社長は「“動的”なアウフグースショーと、“静的”なウィスキングを体感していただくことによって、サウナの世界がもっと奥深いということに気づいていただけるはず。サウナ、水風呂、小休憩を繰り返し、“ととのった”感覚を得るのもサウナの醍醐味ですが、楽しみ方は決してそれだけではないんです」と語る。
「Forest House」と「Sauna Theater NAGOYA」のオープンには、昨今のサウナブームを次の次元へとステップアップさせることや、サウナを日本の文化としてさらに根付かせようと試みる米田社長の強い意欲が垣間見える。
取材・文=安田淳/撮影=古川寛二
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