2023年は4月29日よりゴールデンウィークに突入。最大で9連休となるうえ、マスク着用ルールの規制なども緩和され、よりおでかけがしやすくなった。今年こそはと旅行の計画を立てている人も多いなかで、ウォーカープラス編集部からは開放的な空間で美しい景観を楽しめる「お花畑でのおさんぽプラン」をご提案!
数ある自然公園やフラワーガーデンのなかでも特にオススメしたいのが、ネモフィラのお花畑。地域によって差はあるものの、ネモフィラはおおよそ4~5月に全国各地で開花する。特に本州ではGW期間中にちょうど見ごろを迎える地域も多く、大型連休中のおでかけにぴったりだ。
ちなみに、スマートフォン向けアプリ「ピクミン ブルーム」の中でも、ネモフィラの花が咲いている。本作は、ユーザー自身が実際に歩くことで楽しめるゲームなので、おさんぽのお供としてもピッタリ。今年のGWは「ピクミン ブルーム」をプレイしつつ、ゲームでもリアルでも“ネモフィラ尽くし"なおでかけを満喫してはいかがだろうか。
ネモフィラ畑はまさに今、ブーム。インスタのハッシュタグは80万件超え
ネモフィラとは、北アメリカ原産の一年草で、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)という。草丈は約20センチメートルで茎は匍匐性、葉には羽状の深い切れ込みがある。鮮やかな青色の他にも、白や紫など、さまざまな種類があり、それらが咲き誇るさまは、まさに絶景といえる。前述のとおり、開花時期は4~5月のため、鑑賞するならこの時期がベスト。
SNS映えすることから、ネモフィラ畑は若い世代を中心にその人気が広がった。Instagramでは「#ネモフィラ」のハッシュタグが、2023年4月時点で80万件を超えている。一面のネモフィラを背景に、“ネモフィラブルー”に似合う全身コーディネートで撮った写真をアップするのが定番のようだ。カップルや友人同士だけでなく、家族連れや夫婦など、年代関係なく多くの人が春のおさんぽにネモフィラ畑を訪れる。
春の花として人気の高いネモフィラが広く知られるようになったのはここ15年ほどで、そのブームの火付け役となったのが「国営ひたち海浜公園」(茨城県ひたちなか市)だ。こちらの公園では、2002年よりネモフィラの植栽をはじめ、徐々に規模を拡大。ネモフィラを背景に撮った写真がSNSで拡散され、今日の絶景ブームをけん引するきっかけとなった。現在では、4.2ヘクタールの土地に約530万本のネモフィラが咲き誇り、日本最大級の規模を誇るネモフィラの花畑として海外からも注目されている。
GWはネモフィラ畑でおさんぽしよう!国営ひたち海浜公園のネモフィラ畑へピクミンと一緒におでかけ
今回はその国営ひたち海浜公園を訪れてみた。園内はとても広く、たくさん歩くことができるのでピクミン ブルームにぴったりだ。早速アプリを開いて、ピクミンと一緒におさんぽスタート。
ゲートから10〜15分ほど歩くと、木々の向こうに青い絨毯が見えてくる。森を抜けるとそこは一面のネモフィラ!「みはらしの丘」だ。丘の手前に広がる「みはらしの里」に咲く菜の花畑の黄色と、丘を埋めつくすネモフィラブルーのコントラストが美しく、思わず息を呑む。
ここでピクミン ブルームのマップ画面を開いてみると、ネモフィラの「ビッグフラワー」があちこちに花開いていた。
ネモフィラの「ビッグフラワー」からはネモフィラのエキスが手に入る。エキスをピクミンたちに与えると、ピクミンの頭にかわいいネモフィラの花が咲いた。
ピクミンの頭に咲いた花をタップして、ネモフィラの花びらを収集。花びらが集まったら、歩いた場所に花を咲かせる「花植え」をしてみよう。実際に辺り一面ネモフィラが広がる園内を歩きながら、ゲームの中でもたくさんのネモフィラを咲かせて、”ネモフィラ尽くし"を味わえるのも楽しい!
丘を登る途中、ところどころで立ち止まってネモフィラの花と一緒にピクミンのAR写真を撮影。頭に咲いたネモフィラはとってもリアルで、本物と見分けがつかないほど。また、おさんぽをしているとピクミンたちがいろんなフルーツを拾ってきてくれることがあるので、こんなふうにサクランボやいちごを持ったピクミンの写真を撮ることもできる。フルーツを持っているピクミンは動きがおとなしくなるため、写真が撮りやすくなる。
ARカメラを起動するとピクミンは平らなところに集まってくるので、撮影にちょうどいいポジションを探してみよう。ネモフィラのように背が低く地面近くに咲く花は、ピクミンとAR写真を撮るのにぴったり。「みはらしの丘」の頂上まで登り切ると、そこからは絶景が見下ろせる。
国営ひたち海浜公園の敷地はとても広く、ネモフィラ以外にも1年を通してさまざまな季節の花を堪能できる。また園内には、大観覧車やジェットコースターなどのアトラクションが楽しめるプレジャーガーデンや子供に大人気の水遊び広場(※夏季限定)、さらにはバーベキュー広場(※要予約)やサイクリングなど実に多彩なアクティビティが揃っている。ネモフィラ畑をおさんぽしたら、その後も1日かけてじっくり遊びつくしたい。
たくさん歩いて疲れたら、SNS映えしそうなかわいらしいソフトクリーム、ネモフィラブルーソフトで休憩。
お土産にぴったりなネモフィラ焼きショコラも。他にもネモフィラ関連のスイーツやアイテムがいろいろあるので、売店に寄って帰ることをおすすめしたい。
「ピクミン ブルーム」は、プレイヤー自身がスマートフォンを持って歩くことで、不思議な生物・ピクミンを育てたり、歩いた道に花を咲かせたりできる“歩くことを楽しくするアプリ”。遊び方についてはこちらの記事から。
ピクミン ブルーム公式サイトは
こちらから。