【Pocochaコラボ】飛行機のCAからライバーへ。デザイナーとしても活躍する人気ライバーの原動力とは?

2022年4月29日

DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」と、ウォーカープラスがコラボレーション。ウォーカープラスへの出演権をかけたライバー(配信者)向け「いちご大使」イベントが開催され、東京エリアではまどかさんがその権利をゲットした。

Pocochaのライバー、まどかさん。配信は雑談が多めで、金曜の夜は郷土料理配信を行っている


ここではまどかさんに、プロフィールやライバーになろうと思ったきっかけ、今後の展望などをインタビュー。また、今回はウォーカープラスの「いちご狩り特集」とのコラボということで、いちごにまつわるエピソードやクイズにも答えてもらった。

客室乗務員とライバーの意外な共通点

現在24歳で、もともとは飛行機の客室乗務員として働いていたまどかさん。ライバーになった理由は、運命のいたずらともいえる出来事がきっかけだった。

「私は国内線をメインに担当していたのですが、コロナ禍によってフライトが少なくなり、月に2回程度の勤務となってしまいました。そこでまずは副業をスタート。2020年の9月頃からジュエリーデザイナーとして活動を始めました」(まどかさん)

昔からジュエリーが好きで、デザインや企画に興味があったまどかさんはノウハウをいちから勉強。今ではメーカーのブランドを手掛けるほか、自身のブランドを立ち上げるほど活躍している。では、なぜライバーに?

「知人がライバー事務所を運営していたことが大きいですね。コロナ禍の先行きが見えない中、航空会社は思い切って退職し、ライバーとしての活動は2020年11月から始めました」(まどかさん)

【写真】インタビュー中のまどかさん。終始笑顔で答えてくれた


話すこと同様に、話を聞くのも好きというまどかさんは、配信でリスナーの相談にのることも。また、宮城県石巻市出身で故郷に貢献したいという思いも強く、宮城県の食材やご当地グルメを紹介する配信も行っている。

「地元グルメ紹介は、毎週金曜が配信日。たとえば『はらこ飯』だったり、石巻産のカキや金華サバを使ったおつまみとかご飯ものだったり。簡単に作れるメニューを意識しています。あとは、ご当地お菓子を紹介することもありますね。最近では仙台銘菓の生クリーム大福『喜久福』が、『呪術廻戦』に登場したこともあって反響が大きかったです!」(まどかさん)

まどかさんがライバーとして感じるやりがいは、リスナーからの声だ。「配信のおかげで仕事を頑張れる」「元気になりました!」「また来るね」といったメッセージが、自身の励みになっているという。

「振り返れば、客室乗務員のときも『ありがとう』や『また乗りたい』といった声が原動力でした。お客様との関係を築く機会が少なくなってしまったことも、きっかけだったのかなと思います。ライブ配信でのうれしい反響は、客室乗務員のやりがいとの共通点を感じますね」(まどかさん)

実はまどかさん、新たにライバー事務所を設立して後進の育成にも尽力。夢を持つ新人ライバーを応援すると共に、ライブ配信の楽しさをいっそう広めていきたいと意欲を見せる。

「配信を始めたての頃って不安が多いですし、一部の心ないリスナーさんからダメ出しされて凹んでしまうことも少なくないと思うんです。そこをサポートすることで人気ライバーを増やし、業界を盛り上げていきたいですね」(まどかさん)

17種を食べ比べできる「ドラゴンファーム」がイチオシ

この企画はウォーカープラスの「いちご狩り特集」とのコラボであるが、まどかさんは「以前、配信で100粒食べたことがあるぐらいの大好物なんです!」というほどのいちごラバー。最近行ったスポットでは、千葉県千葉市の「ドラゴンファーム」が良かったそうだ。

「17種類を食べ比べできる、夢のようないちご狩り農園です。全種類味わったのですが、『とちおとめ』が一番おいしいって思いました。好みを見つけられるというのもおすすめなポイントです」(まどかさん)

いちごのパフェにドリンクと、大好きないちご尽くしでテンションMAX

いちごを使ったスイーツで最も好きなのは、パフェ。中でも「千疋屋」がイチオシで、よく行くお店は「京橋千疋屋 アトレ恵比寿店」とのこと。

「甘すぎない絶妙な糖度のいちごなので、生クリームともマッチしていて全部がおいしいんです!旬にこだわってるから、いちごは季節限定というレアさも魅力ですね。毎年春になったら要チェックですよ」(まどかさん)

そんないちごフリークのまどかさんに、いちごに関するクイズも出題してみた。

――いちごの花は、何色?

「えーっと、確か白だったと思います!」(まどかさん)


さすが、正解! スーパーで見かけるような食用いちごは、白い花を咲かせる。なお、観賞用のいちごの花は一般的にピンクや赤色だ。ではもう一問。

――日本で一番の生産量を誇る品種は?

「やっぱり『とちおとめ』じゃないですか? この前食べ比べた時、あまりにおいしくて王様だと思ったんです」(まどかさん)

こちらもその通り、大正解だ。「とちおとめ」の主な生産地である栃木県はいちごの収穫量が日本一。ほとんどが人口の多い関東圏に出荷されるという関係性もあり、「とちおとめ」が生産量日本一なのだ。

ボウルいっぱいに入ったいちご。いちご狩りに行って旬のおいしさを楽しもう!

「そういえば、“食べる宝石”の愛称で知られる『ミガキイチゴ』は、宮城県の山元町がふるさとなんです。私としては地元の名物として『ミガキイチゴ』のおいしさも伝えていきたいですね」(まどかさん)

ライブ配信で地元の魅力をPRするほか、ジュエリーデザイナーや事務所運営など、さまざまなことにチャレンジするまどかさん。今後の活躍にも注目だ。

●Pococha まどか
自己PR:「宮城出身で、ジュエリーデザイナーとしても活動しているまどかです。新人ライバーサポートもしてますので、ライバーになりたい方、興味がある方もお気軽にメッセージくださいね!」
https://www.pococha.com/ja-jp/app/users/64d10b38-6e56-4f21-9f15-59223e76d955

取材・文=中山秀明

ウォーカープラス編集部 Twitter