DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」と、ウォーカープラスのコラボレーションイベントで、花火大会レポーターの権利をゲットしたとおるさんがウォーカープラスに登場！
茨城県・利根町で3年ぶりの開催となった「第45回利根町民納涼花火大会」の様子をポコチャで配信してくれたとおるさん。彼は、ライバーとしての活躍に加え、ライバー事務所「T․Agency」の経営者という顔も持っている。そこで、ライバーになったきっかけや今後の展望など、自身について語ってもらった。
ライバーになったきっかけは就職活動
ポコチャでライバーとして3年ほど活動しているとおるさんが配信を始めたのは、大学生の頃。元々配信に興味があったわけではなく、就職活動での自己アピールの一環としてスタートしたという。
「勉強は頑張っていましたが、これといって自分の強みといえるものがなかったんです。当時はインフルエンサー採用のようなものが今ほどメジャーではありませんでしたが、ベンチャー企業などを受けていたこともあって、TwitterやInstagramなどSNSでの活動をアピールするのが有効だと考えました。その中で、ライバーとしての活動が一番自分にマッチしたので、そこを強化していこうと思ったんです」(とおるさん)
配信は「例えひとりでも全力で楽しませる」という気持ちで
「戦略的にSNSを始めた」というとおるさんにとって、ライバーとしての最初の成功体験がルーキーライバー向けのイベントで10位に入賞したことだという。
「すでに多くの人気ユーザーがいるほかのSNSと違って、初心者でも参入しやすい土壌があるのがポコチャの魅力。そこが、僕が配信を続けていこうと思うようになったきっかけになりました。それに、なにもわからないまま配信を始めたからこそ、リスナーのみなさんと一緒に“僕の配信”を作りあげることができたのが大きいですね。僕に特別な魅力があるというよりは、一緒に僕のアカウントを育てていくということに楽しさを見出してくれているんじゃないかな」と客観的に分析する。
そこで、取材の様子を配信で見守っているリスナーにとおるさんの枠の魅力について尋ねてみると、“癒やし”という声が多く届いた。それに対してとおるさんは「息子を応援するような感覚で配信を見てくれている方も多いみたいです(笑)」とにっこり。
そんなとおるさんも、初めから配信がうまくいっていたわけではない。「最初は誰も来てくれなかったので、配信しながら人が来るまでYouTubeを見ている、なんてこともよくありました」と振り返る。そんな自身の経験を踏まえて、「例えひとりであっても、見に来てくれた人を全力で楽しませる」という原点など、自戒の念も込めたメッセージをライバー向けにTwitterで配信したり、事務所の所属ライバーに伝えたりしているそうだ。
さらに、事務所の代表でありながら配信を続けることにも意味があると話す。自身がやっているからこそ、所属ライバーの悩みに寄り添えたり、伝えることに説得力が増したりするとのこと。
「今、トップ10を17カ月維持しているのですが、代表としての立場がある分、それを守っていかなければという身が引き締まる思いでいます。リスナーのみんなに押し上げてもらって、助けてもらったので、今の立場があると思っています」
目指すのは“ライバーが当たり前”の世の中
就職活動のために始めたライブ配信から、起業するまでに至ったとおるさん。
「インドア派というわけではないですが家にいるのも好きなので、外に出ることなくいろいろな人と交流できるのがいいなと思います。なかなか気軽に出かけられない状況が続く中、リスナーさんもそういう関わりができることが楽しいのかなって。リアルタイムの繋がりは、ライブ配信ならではですよね」
自身が感じているその楽しさをより多くの人に広めたいという思いが、事務所を立ち上げた理由なのだという。
「配信をやっている人、やっていない人の境界線って今はまだあると思うんです。でも、配信を通して繋がれる関係というのはとてもフラット。だから将来的には、ライバーをやっているというのが特別なことではなく、誰でも当たり前に配信をしているという世の中になったらいいなと思っています。それが僕自身の今後の展望でもありますし、会社の方針として目指しているところです」
●Pococha とおる
自己PR「配信は、休憩時間に雑談するみたいな雰囲気で、本当に日常感であふれています(笑)。もっとライバーを世間に広めていけるようなライバーになりたいという思いで、配信も事務所の経営も頑張っています！ぜひ遊びにきてください！」
https://www.pococha.com/ja-jp/app/users/4c018b15-04f5-4aed-b24c-62618864617b
撮影＝阿部昌也
