DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」と、ウォーカープラスがコラボレーション。ウォーカープラスへの出演権をかけたイベントが開催され、ライバー(配信者)である“しげんくん”さんが、その権利をゲットした。そこで今回は、“シャンパンゴールド色”に輝く、約1.2キロの華やかな街路樹が美しい「丸の内イルミネーション2022」(東京・丸の内)でロケを敢行。イルミを見ながら、クリスマスの思い出や、ライバーとしての思いなどを語ってもらった。
1994年11月16日生まれで先月28歳になったという、北海道出身のしげんくん。「ライバーマネジメント事務所の『321inc.』でライバーのマネジメントをしているのですが、その勉強の一環で自分自身もライブ配信をやり始めました。2020年、2021年度は、事務所の売り上げNo.1を取りまして。ひょんなことから、配信を続けることになりました。Pocochaの中では、今年の6月にマンスリーの1位を取ったんですよ!」と、ハキハキとした口調で明るく自己紹介してくれた。
しげんくんはライバーを始めた頃、スマホスタンドや、リングライトを持っていなかったそうで「IKEAのティッシュケースにiPhoneを立てかけ、リングライト替わりにiPadを白い画像にして顔を照らしながら」配信をスタートさせたという。「最初は1時間ほど配信しても誰も来なくて。システムの問題か、人気なさ過ぎてなのかわからないですけど(笑)。頬杖をついて人が来るのを待ち続けて、来た人に『待って、行かないで~!』って声を掛けていました」。
現在は、「特別面白いことをしているわけではないのですが、毎日コツコツ、飽きられないように配信しています。夜はお酒を飲みながら、昼は昼ご飯を食べながら…」とのこと。「日中は8時間くらい、ライバーのマネジメントのお仕事があるのですが、それ以外の時間、最近だと8~10時間くらいはライブ配信をしています。寝る以外ほとんど配信に関わっていますね」と、日々の暮らしぶりを教えてくれた。
さらに、ライバーとしてのやりがいについて聞いてみると、「達成感があるので。みんなで目標をクリアすると楽しい!というのはベースにあります」とコメント。「あとは、Pocochaって配信を通じてコミュニケーションを取れるのが魅力だと思うんですけど、自分自身が一方的に楽しんでいるだけじゃなくて、リスナーからも『楽しかった』と思ってもらえるのがうれしいです。僕は“人と仲良くなろう”というのをベースに活動しているので、仲良くなれたと実感できた時にやりがいを感じます。学生時代に友達と集まってしゃべっていた時の延長のような感覚ですね」と笑顔を見せた。「配信で出会うリスナーはリアルの友達と変わりないし、なんならリアルの人より仲がいいかも?3年連続で毎日配信に来てくれる人もいる。意外と距離は近いんですよ」と、リスナーとの関係性についても語ってくれた。
また、今回のイルミネーションのロケに絡めて、クリスマスの思い出を聞くと「お前らしいな、と言われる内容だとは思うけど、良くない話ならあります(笑)」と、笑うしげんくん。「僕、留学していたんですけど、一時帰国したときに、遠距離恋愛だった相手のところへサプライズで向かったんです。相手は、この恋愛に冷めてきているかも?という状況だったのですが。それで、彼女の弟に連絡を取って、彼女と弟さんが遊ぶという日に、ドッキリで待ち合わせ場所に行ったんですけど…。マジで僕のことを好きじゃなくなっていたんでしょうね(笑)。『なんでいるの?本当に嫌なんだけど』って、真顔で言われました。その後、気まずいを思いをしながら札幌のイルミネーションを見に行ったという。それがクリスマスの思い出です」と苦笑い。ちなみに、その彼女とは関係を修復することができ、長く交際が続いたそうで、「結局良くない話ではなかったかも?」と、微笑んでいた。
そして、今年のクリスマスは「Nissy(西島隆弘)の福岡のライブに行きます!」とのこと。「ライブのタイアップ企画の一環で、ラッピングバスの“Nissy号”が運行されたりしているので、それも楽しみ。去年もAAAのライブに行きましたし、クリスマスやカウントダウンといえばライブ!推し活!ライブを見てからPocochaのライブ配信しています」と、自身のクリスマスの過ごし方を明かしてくれた。
取材・文=平井あゆみ
撮影=島本絵梨佳
●Pococha しげんくん
自己PR:「28歳。ライバーマネジメント事務所の321inc.でライバーのマネジメントやプロデュースをしています。2020年、2021年度の売り上げはNo.1でした」
https://www.pococha.com/ja-jp/app/users/6c3329d5-56be-41ec-8723-c7b042fd8a4a