大人気ガイドブック「地球の歩き方」が日本各地の日本酒ラベルになって登場!?大谷翔平の本拠地、ドジャーズスタジアムに日本酒を提供している酒蔵も協力!

2024年10月17日


――地球の歩き方とコラボレーションした「地球の歩き方SAKE」のアイデアはどのようにして生まれましたか?また、その実現に向けて苦労した点などあれば教えてください。

「地球の歩き方」の編集長(現取締役)である宮田さんと偶然お会いさせていただく機会があり、コロナ禍を経て「日本」へ目を向け、旅以外の「日常」をより豊かにするお手伝いをしたいという想いを抱いている「地球の歩き方」と、農業や観光、ものづくりから日本の地方創生を志す当社の狙いが合致し、今回の日本酒コラボレーションが実現いたしました。

――「地球の歩き方オリジナル日本酒」の販売に向けて苦労した点などあれば教えてください。

苦労した点は、いかに一般消費者にアプローチするのかというところです。当社はパッケージ事業やメディア事業を生業にしており、どちらも“B to B”が中心のため、自社販売のノウハウがあまりない状況でした。なかでも、各都道府県の特徴ある酒蔵の発掘、コラボラベルの制作、主要 JR駅・空港・道の駅・地方百貨店などの販売先の短期間での開拓には苦労しました。

――第一弾「地球の歩き方コラボラベル日本酒」のこれまでの反響はいかがですか?また、今後第三弾以降の販売予定もあれば教えてください。

第一弾は、日本三大酒どころとして知られる酒のまち、広島県東広島市の西条にある賀茂泉酒造のお酒で、G7 広島サミットで振る舞われた日本酒の酒蔵ということから、海外から来日された方からも大人気でした。

コラボ日本酒第一弾として販売中の、地球の歩き方オリジナル日本酒(広島・賀茂泉酒造)


第三弾では12月に京都・東京、1月に大阪・愛知の日本酒を販売します。さらに第三弾では、2月に「地球の歩き方 みちのく」の発売に合わせて、福島・宮城・岩手・青森版の日本酒を販売する予定です。

――最後に読者へのメッセージをお願いします!

國酒である日本酒ですが、国内出荷量は、1973年度の176万6000キロリットルをピークに減少傾向が続いており、2021年度には39万9000キロリットルとピーク時の2割近くまで落ち込んでいます。現状、日本の文化がたくさん詰まった日本酒づくりの存続の危機が迫っている状況です。今回の企画が、該当地域や地酒蔵を知ってもらうきっかけとなり、最終的にはその土地に足を運び、地球の歩き方ガイドブックを読みながらおいしい食べ物とともに地酒を飲んでいただければ幸いです。ぜひ一緒に地方、そして日本を盛り上げていきましょう!


今回の「地球の歩き方コラボラベル日本酒」では、世界各地、日本各地の魅力を伝える「地球の歩き方」が、そのままのデザインでラベルに大変身している。書籍の中だけでは伝わりきらない、各地方の観光地や日本酒の魅力まで、実際に日本酒をテイスティングしながら楽しめる、今回のコラボ日本酒を試してみてはいかがだろうか?

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文=平岡大和

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