認知症についてどれくらい知ってる?大人気書籍から生まれた「認知症世界の歩き方検定」に挑戦してみよう

2022年2月22日

2021年9月に発売以来、11刷11万部を突破し異例の売れ行きを記録している書籍『認知症世界の歩き方』。この本の内容を中心として、認知症の知識レベルを気軽に確かめることができる検定「認知症世界の歩き方検定」がリリースされた。検定に挑戦することで、基礎知識から認知症の方が直面する困りごと、その背景にある心身機能障害など、認知症についての学びを深めることができる。

大人気書籍『認知症世界の歩き方』を元に開発された「認知症世界の歩き方検定」


大人気書籍から生まれた検定

書籍『認知症世界の歩き方』は2021年9月に発売以来、11刷11万部を突破し異例の売れ行きを記録した


本検定は、大人気書籍『認知症世界の歩き方』(筧裕介著・ライツ社)の内容に基づいて設計・開発されている。本では、約100名の認知症の方へのインタビューを元に、「認知症のある方が実際に見ている世界」をスケッチと旅行記の形式で紹介。本人の視点で認知症のことを楽しみながら学べる一冊になっていて、認知症当事者の方やそのご家族だけでなく、医療・介護従事者などの専門職の方まで広く読まれている。

約100名の認知症の方へのインタビューを元に「認知症のある方が実際に見ている世界」をスケッチと旅行記の形式で紹介


95%以上の正答率で”認知症世界の歩き方マスター”に

ケース編は具体的な生活シーンでの応用的な知識が試される。基礎知識編では認知症の定義や基礎的な考え方、必須知識などの振り返りができる。


「認知症世界の歩き方検定」の問題数は、ケース編と基礎知識編合わせて全部で80問。所要時間はケース編が約15分、基礎知識編が約20分程度だ。受験費用は無料で、不合格でも何度でも気軽にチャレンジできる。

ケース編は、「早朝に家を出て行ってしまう」「お店で会計せずに出てきてしまう」など認知症当事者や家族が直面したトラブルのケーススタディを読み、原因を推測して複数の選択肢から選んでいく。具体的な生活シーンでの応用的な知識が試される。基礎知識編では問題文が正しいか否かをマルバツ形式で応えていく。認知症の定義や基礎的な考え方、必須知識などの振り返りができる。

95%以上の正答率で「認知症世界の歩き方マスター」となる。合格者は認定料金を支払うことで豪華認定特典を受けることができる。

認定特典
1. 名前・認定番号付き認定証:名前と認定番号がついた合格者限定認定証(PDF)
2. 歩き方検定解説書:基礎問題とケース問題を詳細な説明とともに解説する解説書(PDF)
3. オリジナルイラスト画像セット:ZoomやSNSで活用できるオリジナルイラスト付きの画像セット
4. 体験会無料チケット:「Play!」や「ダイアログ」の体験会(3000円/回)に無料で参加できるチケット


※本検定における解答は、あくまで「認知症世界の歩き方」プロジェクトの考えです。さまざまな職能、立場、主義信条において、異なる考え方があり、それを否定するものではありません。

ウォーカープラス編集部 Twitter