株式会社クボタの最新TVCM『For Promise.』篇がオンエア中だ。農家を営む父と娘の約束を通して、ロボット技術やICTを活用し超省力・高品質生産を実現する「スマート農業」の分野で、クボタの技術がどのように貢献するのかを描いている。親子の心温まるエピソードが胸に迫る。
幼い頃、父と一緒に野菜をつくることを“約束”したが…
CMの主役は、家族3人で暮らす女性「陽子」。幼少期、農家を営む父「勝」と将来一緒に大好きな野菜をつくることを“約束”したが、就職にあたって彼女が選んだのは農家とは別の道だった。以来、実家から送られてくる野菜を見ては、どこか後ろめたさを感じていた。
そんなある日、父から届いた一通の手紙に書かれていたのは「畑をやめる」の文字。高齢となり、畑仕事を辞めることを決意した父に対して、娘は父との約束を守るべく動き出した。
農作業を終えた父の前に現れたのは、クボタの帽子をかぶった娘。後ろには無人化農機とドローンが見える。彼女が自ら選んだ道で培った技術で父との”約束”に応え、ともに「未来の農業」に向けて歩んでいく。
CMではストーリーに加え、父「勝」役の渡辺哲さんの、娘が幼い頃と現在とでの容姿の変化にも注目してほしい。
クボタの「スマート農業」への取り組み
クボタは2018年に、アグリロボコンバインを投入し国内の農機メーカーで初めて、トラクタ・田植機・コンバインの全3機種でGPS搭載農機の商品化を実現。なかでも直進キープ機能付田植機は、2021年11月までに累計販売台数1万台を突破している。
また2014年には、農機と連携し作業情報や作物情報をクラウド上に記録する営農支援サービス「KSAS(Kubota Smart Agri System)」の提供を開始している。スマートフォン、PCなどの端末で対応農機と連携したデータを収集・活用することで、農業経営の「見える化」を実現。2021年12月末時点で全国約2500軒の農家が導入している。
クボタは労働力の減少や高齢化といった課題を克服し、誰もが簡単に“効率的かつ高付加価値生産”を実践できる未来の農業を目指している。