ユニクロは3月17日、ユニクロ「LifeWear」の新CMに出演中の元北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹さんをスペシャルゲストに迎え、ユニクロ銀座店にて「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」特別授業を開催した。
本プロジェクトは、ユニクロがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と共に取り組んでいる、服を通じて社会貢献を学ぶ参加型の学習プログラムだ。今回、ユニクロ銀座店のオープン10周年を記念して、昨シーズンにプロ野球を引退し、現在ユニクロの新CMに出演中の斎藤佑樹さんがスペシャルゲストとして登場。子供の夢を応援する事業やサステナビリティ活動などに積極的に取り組む斎藤さんが近隣の小学生たちと一緒に、服を通して行える社会貢献活動について学んだ。
銀座店の店長の呼びかけで、CMでも着用していたベージュの感動ジャケットと感動パンツのセットアップを爽やかにまとった斎藤さんが登場すると、授業に参加する4年生の生徒たち25名から驚きの声が上がった。斎藤さんは「今日は大好きなユニクロとサステナビリティについて、皆さんと一緒に勉強出来ればと思います!」と、笑顔で挨拶をした。その後、温かい拍手に迎えられながら、子供たちの座る芝生の上に斎藤さんも並んで座り、特別授業がスタート。
斎藤さんは講師からの質問に対して、周囲の子供たちと一緒に考えたり、手を挙げて答えたりと、積極的にコミュニケーションを取りながら授業に参加した。
サステナビリティの概要やリサイクルの意義、服にはどのようなチカラがあるのかなど、服を通じた社会貢献活動について学ぶ中、講師からの「皆さんはどうして服を着ていると思いますか?」という質問に対して、斎藤さんが元気よく手を挙げ「カッコよく見せ、自分を表現するため!!」と回答し、子供たちからは拍手が巻き起こった。
授業の終わりには自身の着なくなったユニクロの服を、店頭に設置してあるリサイクルBOXに入れた。そして、最後に今回の特別授業についての感想を聞かれると「実際に参加してみて、自分が知らないことも多くあったので、まだまだやらなければいけないことがいっぱいあるなと、改めて感じました。僕は今年34歳になりますが、皆さんは僕よりもこれから地球で生きていく時間が長く残されているので、地球にとって良い行動を一緒にしていきましょうね!」と子供たちに向けてのメッセージや、今回の授業で学んだことなどを語った。
また、特別授業後には、視覚障害者向けのお買い物アテンドサービスを斎藤さんが体験。これは、あらゆるお客様にも安心してお買い物を楽しんでいただけるよう、専任スタッフがお買い物のサポートをするサービスだ。
今回、視覚障害のお客様という設定でアイマスクをした斎藤さんは、自身の欲しい商品の色味やイメージを「春っぽくて明るい服がほしいですね」と伝えた上で、「視界が真っ暗ですね。光も遮断されていて少し不安です」とスタッフの腕につかまりながら店内を移動し、求めていた商品を手にしていた。