2023年6月26日、緑地やスポーツ施設、ライブラリーなどで構成される新しい交流広場「MUFG PARK」が、西東京市に開園した。※入園無料、一部有料施設あり。
「MUFG PARK」は、持続可能な環境・社会の実現に向けた取り組みの一環として、三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)が保有する従業員向けの施設「武蔵野運動場」を整備して一般開放するもの。このオープンに伴い、6月25日には同所で「MUFG PARK オープニングセレモニー」が開催された。
セレモニーで、MUFG取締役代表執行役社長グループCEO・亀澤宏規氏は「構想からオープンまで約4年。いよいよオープンします。ここはMUFG社員にとって、たくさんの懐かしい思い出が詰まった場所。このように生まれ変わって大変うれしく思っています。地域、社会の“前へ進む力”になることを目指して、さらに居心地の良い、楽しい場所に育てていきたいと考えています」と挨拶。
西東京市長・池澤隆史氏は、「開園をとても楽しみにしていました。ここは、隣接する小学校の課外授業や、保育園の園外保育の場として利用させていただくなど、地域住民にとって身近な存在として親しませていただいた場所。そのような場に、魅力的な施設を備え、一般開放していただけることに西東京市民を代表し、改めて感謝申し上げます」と謝辞を述べた。
さらに、司会を務めたフリーアナウンサー・青木源太氏が、同パークについて説明。「総面積は約6ヘクタール。武蔵野の貴重な自然が残る緑地エリア、11面のテニスコートや、周囲にランニングコースを配した天然芝のグラウンドがあるスポーツエリア、芝生を臨みながら読書やコミュニケーションが楽しめる交流エリアの3つのコンセプトエリアから構成されています」と解説していた。
ちなみに、「まちライブラリー」を備えた大きな芝生広場「Main Park Area」、BBQ施設もある落ち着いた芝生広場「Universal Area」、武蔵野の豊かな緑環境を保全する樹林地「Forest Area」、キッチンカーなども出店するメインストリート「Greeting Street」は、それぞれの頭文字をつなげて読むと「MUFG」に。このエリア名称は同社社員が考え、投票で決定した。
「MUFG PARK」のコンセプトは「自分らしいQuality of Lifeを追求できる拠点」。今後、同パークでは、地域社会との連携や社員の参画を通じて、社会課題の解決や地域のコミュニティ形成につながる、さまざまな社会貢献イベントも実施していく予定だという。