注目のトピックスや新商品、画期的なサービスなど、今知っておきたいホットな情報をOneNews編集部がピックアップ。
今回取り上げるのは、皮なしまるごと食べられるプレミアム冷凍みかん「おやすみかん」。生産されたうちの約半分は傷などにより通常価格以下で取引されるという、みかんだが、みかん農家の収入減を救うために立ち上がったのが株式会社Farmer’s Manager。クラウドファンディングサービス「Makuake」にて先行予約販売中の「おやすみかん」について、担当者に話を聞いてみた。
――「おやすみかん」を販売した意図や狙いを教えてください。
生産されたみかんのうち約5割に外皮に傷などがあり、味はおいしいのに見た目がよくないとの理由で安く買い取られてしまっており、それらをきっかけに、農家さんの収入減、後継者不足・高齢化、耕作放棄地の増加、収量減少、CO2固定量の減少、地球温暖化進行によるさらなる収量減少、農家さんの収入減という悪循環に陥っています。そこで私たちは、農家さんから傷のあるみかんを傷のないみかんと同価格で買い取り、キレイに皮を剥いてスジを取って冷凍みかんに加工し販売することで、農家さんの収入を向上させ、後継者増加、耕作放棄地減少、CO2固定量増加、地球温暖化抑制という善循環に変えていきたいと思っております。
――「おやすみかん」のイチオシポイントを教えてください。
19年連続温州みかん生産量日本一、400年以上の歴史を誇り、世界農業遺産の候補にもなっているみかんの聖地「和歌山県有田」で、特においしいみかんを生産されている農家さんからみかんを集め、冷凍みかんにしているので甘くてとってもおいしいです！
――「おやすみかん」の開発の際に苦労した点を教えてください。
「皮をキレイに剥いて冷凍みかんにすれば、見た目を気にしなくていいし、手軽にそのまま食べられるし、何より1年中有田みかんを楽しむことができる。そうすれば、この子たち(有田みかん)の価値をより高めることができるのではないか？」「傷ありみかんを傷なしと同じ価格で買い取らせていただくことで、農家さんの収入向上に貢献できるのではないか？」「そうすれば現状の悪循環から少しでも抜け出せるのではないか？」と思ってからは傷ついたみかんたちと向き合う日々でした。企業様、大学の先生にお話を聞いて回り、ヒントをいただいては夜な夜なみかんを剥き、失敗してはまたみかんを剥き。
構想から約1年、ようやくみかんをキレイに剥き、おいしく冷凍する製法を編み出し、このたびおやすみかんを販売させていただける運びとなりました。初めてキレイに皮が剥けたときは、涙が出るほどうれしかったことを今でも覚えています。
――読者へのメッセージをお願いします。
買って食べるだけで地域貢献、社会貢献につながります。ぜひご購入のほどよろしくお願いいたします！
おやすみかんの特長5選！
①有田みかんだけを贅沢に使用！甘くてとってもおいしい
みかんの聖地「和歌山県有田」で、特においしいみかんを生産されている農家さんからみかんを集め、冷凍みかんにしているので甘くてとってもおいしい。
②産地直送で鮮度抜群
農家さんから直接みかんを仕入れ、和歌山県有田の自社工場で冷凍加工。産地直送でお届け。
③皮を剥かずにそのまま食べられる
通常の冷凍みかんと違い、「おやすみかん」は独自製法で外皮も内皮もスジもキレイに剥いて冷凍してあるので、皮を剥かず、スジも取らずにそのまま食べることができる。
④さまざまなアレンジレシピが楽しめる
氷の代わりに焼酎やサイダーに入れて、みかんサワーやみかんサイダー。かき氷の上に乗せてみかんかき氷にするなど、さまざまなアレンジレシピが楽しめる。
⑤売り上げの一部を寄付
少しでもいい形で次世代に産地を継承するため、売り上げの一部を2023年6月の線状降水帯豪雨で被災された農家さんや新規就農者さんに寄付。また、能登半島地震で被災された方にも寄付を予定している。
パッケージに込められた想い
「有田みかんの歴史や風習を次世代に継承していきたい」「2025年大阪万博をきっかけに、和歌山・有田のみかんのおいしさ、歴史や風習の素晴らしさを世界中に伝えたい」と考え、紀伊国名所図会の糸我峠の図会をモチーフにパッケージデザインを制作。
◆商品詳細
＜冷凍食品＞
商品名：おやすみかん
原材料名：みかん(和歌山県有田産)
内容量：1箱2個入り
製造国：日本(和歌山県有田郡有田川町)
賞味期限：製造日から1年
保存方法：18℃以下で保存
＜Makuake特別価格＞ 1箱2個入りを4セット。
・【超早割10％OFF】：3999円(税込)
・【早割5％OFF】：4323円(税込)
・【Makuake割2％OFF】：4395円(税込)
文＝土屋梨夢
