ブールミッシュ×食べ物アート作家の鴨志田和泉がコラボ!SDGsがテーマの“アートイラストマカロン”に注目

2024年8月26日

日本における本格的フランス菓子の草分け的存在として知られる「ブールミッシュ」が、食べ物アート作家の鴨志田和泉さんとコラボレーションし、SDGs項目10“人や国の不平等をなくそう”をテーマにデザインされた「ピースフルマカロン」を開発。オンラインショップや全国の百貨店や駅ビル専門店などで2024年9月1日(日)から販売する。

ブールミッシュの「マカロン」と食べ物アート作家 鴨志田和泉さんの「イラスト」がコラボ


今回の商品について担当者に話を聞いてみた。

ーー今回の企画の狙いは?
食べ物を通じてSDGsの認知度を高め、さまざまな方へ持続可能な開発の重要性を伝えるべく、ブールミッシュの「マカロン」と食べ物アート作家の鴨志田和泉さんの「イラスト」を掛け合わせました。

ーー今回の商品のイチオシポイントは?
今回はSDGs目標10番の【人や国の不平等をなくそう】に着目し、デザインは多様性を理解するということから姿形は違っても共存し理解される世界を四季折々の2種類の花で表しました。また、感謝の気持ちを表す言葉「ありがとう」を各国の言語でデザインに入れました。

お菓子とアートで取り組むブールミッシュの新プロジェクト


ーーこのアイデアはどのようにして生まれましたか?
もともとイベント向けに販売していたマカロンですが、毎年のマンネリ化が進み売り上げも低迷気味でした。そこで、リニューアルに向けて検討していた折に、以前から縁のあった鴨志田和泉さんに相談したところ、今回のコラボレーションマカロン企画がスタートいたしました。

ーー実現に向けて苦労した点などあれば教えてください。
継続してイベント向けにデザインを進めるのか、方向性を変えて売り上げにつながるのかなど問題はありました。同時に認知も広げたい、メディア向けに事前に告知ができてなおかつ、社会貢献につながるアプローチをしたい点などを「マカロン」に盛り込むのは苦悩がありました。もともと鴨志田和泉さんがアート作家として新たにSDGsに関連したアート作品を手掛けていたことも乗じ、新しい発想によるSDGsテーマを盛り込んだ四季折々の美しい花のアートイラストマカロンが生まれました。

ーー最後に、ユーザーへメッセージをお願いします。
9月から2カ月ごとに変わる四季折々のデザインマカロンの販売に加えて、SDGsの重要性を理解してもらうために、鴨志田和泉さんによる絵本「Peaceful Macaron」をSNSで配信しますのでご覧いただければ幸いです。

ありがとうの気持ちを込めた「ピースフルマカロン」

9月・10月は“コスモスと金木犀のリース”をデザインした「ピースフルマカロン(メルシー)」(1個260円)が登場する。感謝の言葉は「merci(フランス語)」。コスモスはフランスでは夏から秋にかけて咲く花で、金木犀はフランスでは滅多に見かけられない植物だが、フレグランスショップには必ずと言っていいほど金木犀の香りのものが置いてあり人気が高いということからフランス語をデザインに採用した。バニラクリームのヴァニーユ、ほのかな酸味と甘味が絶妙なフランボワーズの2種類がある。

ヴァニーユはくちどけのいいバニラクリーム

フランボワーズはほのかな酸味と甘味の絶妙なハーモニー

【写真】「ピースフルマカロンセット2個入」(594円)。ヴァニーユ、フランボワーズのセット


【鴨志田和泉さんプロフィール】

鴨志田和泉さん

食べ物アート作家/画家。Instagramフォロワー7.6万人を持つアート作家。目で味わう「食べ物アート」やSDGsに関連したアート作品を手掛ける。雑誌でのイラストコラム連載や大手企業とのコラボレーション、食品メーカーのパッケージデザインなど、幅広い分野で活躍中。「アートから商品化」をテーマにした商品企画や開発にも取り組んでいる。

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