新生スーパーアクロバットパフォーマンス集団として2017年に誕生したサーカスチーム、ワールド・ドリームサーカスが、2025年10月4日から12月15日(月)までイオンモール和歌山の臨時駐車場内大テント特設会場で公演を実施している。今回、編集部スタッフが2025年10月4日の公演初日に突撃取材してきたので、見どころや感動のステージを、たっぷりリポートする。
ワールド・ドリームサーカスってどんなサーカス?
日本三大サーカスのひとつ「ハッピードリームサーカス」の兄弟チームとして、2017年に誕生した「ワールド・ドリームサーカス」。テーマはズバリ『新生スーパーアクロバットパフォーマンス集団』。
ダイナミックな空中ブランコや、幻想的で美しいシルクファンタジー、スピードと技の極限に挑むグローブ・オブ・デス(死の球体)など、世界トップレベルのアーティストによるハイレベルな演技が魅力。さらに、炎を操るファイヤーパフォーマンスや大迫力の大車輪ショー、そして子どもに大人気のピエロのコントまで、笑いあり・スリルあり・感動ありの豪華ラインナップが、夢と感動のステージを届けてくれる。
家族のおでかけにもピッタリのアクセス抜群な会場
今回の和歌山公演の会場は、イオンモール和歌山の臨時駐車場内の特設大テント。車なら和歌山市内はもちろん、大阪方面からのアクセスも楽々。南海電鉄「和歌山大学前(ふじと台)」駅に直結しているので、電車でもスムーズに行くことができる。移動が楽なのは小さな子ども連れ家族にうれしいポイント。
565人も収容できるという巨大なサーカステントに一歩足を踏み入れると、そこはもう非日常の世界!入場ゲートでは、陽気でフレンドリーなスタッフたちが笑顔でお出迎え。またテント内ではキラキラグッズも販売しており、お父さんやお母さんにおねだりしたのか、ピカピカ光るおもちゃの刀やスティックを楽しそうに振っている子どもたちがたくさん。
座席はプレミアム指定席のほか、お手ごろ価格の自由席、そしてファミリーにうれしいお得なセット席もラインナップ。観るスタイルに合わせて席を選べるのがうれしい。
オープニングセレモニーで華やかに幕開け
この日は待ちに待った公演初日ということで、特別にオープニングセレモニーを実施。関係者による挨拶とテープカットで、約2カ月にわたるロングラン公演の幕が上がった。
軽快な音楽が流れ始めると、世界各国から集結したトップパフォーマーたちが次々に登場!カラフルな衣装に照明が反射して、テント内は一気に熱気に包まれる。子どもたちも思わず立ち上がって手拍子や歓声を送っている。まさに、“世界がひとつになるサーカス”のスタートにふさわしい圧巻のオープニングだ。
美しさと緊張感・笑いが交差する前半ステージ
最初に登場したのは、天井から吊るされた布を使って空中を舞うシルクファンタジー。しなやかで優雅な動きとスリリングな高さを前に、観客からは「わぁ!」と感嘆の声が。
続いては、サーカスの王道ともいえるジャグリング。音楽に合わせて次々と繰り出される華麗な技に、拍手が鳴り止まない。
そして、演目の合間には子どもたちに大人気のピエロショーも。おなじみの赤い鼻のピエロが舞台に現れると、子どもたちの笑顔がさらに倍増!ショーでは観客の中から数人がステージに呼ばれ、ピエロと一緒にミニパフォーマンスに挑戦し、見ている側も巻き込まれて笑いの渦に。緊迫したアクロバットのあとの、ほっこりユーモアタイムに会場全体が癒やされた。