小田原城の雄大な姿に感動も…まさかの疲労困憊?
このようにのんびりと観光を楽しみつつ、取材班は目的の小田原城に到着。こちらは北条氏が5代・約100年にわたり、関東支配の中心拠点として整備拡張してきた居城で、豊臣秀吉との合戦時には、城と城下を囲む総延長9kmもの総構(そうがまえ:外周を堀や石垣、土塁で囲い込んだ城郭構造)を構築。
北条氏の滅亡後は近世城郭の姿に改修され、その後は幾度となく城主が変わりながらも、関東地方の防御の要として幕末まで存続した指定文化財(国の史跡)になる。
まずは馬出門土橋(通称:めがね橋)をわたり、馬出門をくぐる手前で記念撮影。そうして馬屋曲輪を通り、銅門、常盤木門などをくぐって、ついに本丸へとたどり着いた。
取材当日は天気には恵まれたものの、うだるような暑さの猛暑日だったため、本丸に着いたときには取材班は全員、疲労困憊の状態に…。幸いにも休憩所があったため、こちらでかき氷&焼き団子を食して疲労を回復。元気を取り戻したところで、天守閣を目指すことに。
小田原城だけで手に入る豪華報酬が
ゲーム内には「名城図鑑」という機能があり、日本各地に点在する名城を訪問すると豪華報酬がもらえるといううれしい特典が。小田原城では、「名城図鑑」に訪問済みのスタンプが押されたほか、小田原城ゆかりの武将・北条氏康をゲット!SSR武将なので、すぐさま自軍で大活躍してくれること間違いなしだ。各名城は「名城図鑑」にリストアップされているので、実際に訪れてどんどんSSR武将をゲットしてしまおう。
「名城図鑑」だけでなく、全国の名所が載っている「名所録」や、登用した武将が追加されていく「武将名鑑」も存在。それぞれ達成度に応じた“図鑑ボーナス”が支給され、部隊の強化にも繋がるので、そちらのコンプリートも目指してみては?
天守閣の絶景を堪能!
炎天下の中で小田原の街を楽しみ、ついにたどり着いた天守閣。こちらは5階建てで、1階は「江戸時代の小田原城」、2階は「戦国時代の小田原城」に関する常設展示室に、3階は小田原ゆかりの美術工芸品などを紹介する企画展示、4階は明治時代以降の小田原城を紹介する企画展示スペースになっている。
そして5階には、江戸時代の天守に祀られていたとされる摩利支天像の安置空間を再現した常設展示室と展望デッキがあり、そこから見える景観を背景に記念撮影を行った。
まだまだ注目の機能が!
また、領地拡大を目指す通常プレイだけでなく、“列伝イベント”というイベントも随時開催。現在開催中の列伝イベント「桶狭間の戦い」では、ミッションを達成すると松平元康、今川義元という“強者”がマップ上に出現し、戦うことができる。自軍の戦力に応じたレベルを選んで対戦することが可能なので、自軍の強化にも繋げつつ強敵の撃破を目指そう。
そして、各鉄道駅を筆頭に全国各地に点在する「城」を攻め落とす「攻城戦」も近日実装予定。攻城戦では、付近のプレイヤーたちと協力して城を攻め、見事落城させることができれば豪華な報酬等をゲットできる。こちらの実装も楽しみに待っていよう。
「信長の野望 出陣」で行楽シーズンがさらに楽しく!
ゲームプレイはもちろん、小田原散策も堪能し、大満足の様子で小田原駅に戻ってきた有賀。「信長の野望 出陣」には歩数を計測する機能もあるため、ここで本日の歩数を確認したところ、6318歩であることがわかった。
さらに、東海道を歩いて旅しているような感覚を味わえる「歴史紀行」という機能も。自らの累計歩数が一定の数値に達すると、東海道の宿場町を一つずつ踏破していくことができ、最終的には京都・三条大橋までの道のりを歩くことができる。もちろん、各宿場町にたどり着くたびに報酬をゲットできるので、江戸時代の人々に思いを馳せながら歩いてみるのもお薦めだ。
ゲーム内での領土拡大だけでなく、起動させた状態で歩くことで、その地域に関する歴史も学べるなど、お出かけそのものが楽しくなる要素が満載の「信長の野望 出陣」。これから徐々に涼しくなり、旅行にぴったりな行楽シーズンとなるので、今年の秋は本作をスマートフォンにダウンロードして、リアルとゲームの両方でお出かけを満喫してみてはいかがだろう。
取材・文=ソムタム田井
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