新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』 謎に包まれていた「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」の詳細が解禁!

2022年8月19日

新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』。これまでの予告映像でも登場し、謎に包まれていた「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」の詳細が明らかとなった。

本映画は、2022年11月11日(金)に公開となる新海誠監督の最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く。1700人を超えるオーディションから監督自らが探し出した原菜乃華が、ヒロインすずめの声に命を吹き込む。

本作で「すずめの椅子」が果たす役割とは…?

謎の白い猫・ダイジン


突き抜ける晴天の下ですずめとすれ違い、鍵を用いて廃墟に佇む扉を閉める「旅の青年」は、宗像草太(むなかたそうた)。“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」である草太は、日本各地に現れる扉を探す旅をしていて、扉のある廃墟に向かう途中ですずめと出会う。予告映像ではすずめと共に懸命に扉を閉めようとする様子が描かれているが、草太が今後すずめとどのように関わっていくのか注目したい。

宗像草太


そしてすずめの前に突如現れた謎の「白い猫」の名はダイジン。カメラの前でさまざまなポーズをとり、SNSでもその存在が拡散されている。また人の言葉を話すことができ、扉が開く場所に度々出没してはすずめたちを翻弄ししていく。「#ダイジンといっしょ」タグが生まれるほど話題になっているダイジン、その正体や目的とは?


さらに予告映像でもひと際目を引くのが、まるで生きているかのように3本脚で駆け回るすずめの椅子。すずめが幼い頃に使っていた子供用の椅子で、ある出来事をきっかけになぜか動き出すように―。港を離れるフェリーの中で動く姿、すずめと一緒に坂道を駆け上がる姿などが明かされている。

日本各地で開いてしまう“災い”の扉を閉める旅をするすずめ。そんなすずめを取り巻く、本作の重要なキャラクターたちとどのような物語が紡がれていくのか―。続報に期待したい。


■『すずめの戸締まり』作品概要
公開日:2022年11月11日(金)
原作・脚本・監督:新海誠
声の出演:原菜乃華
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一

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