日本三大急流の一つ、球磨川沿いを走る特急「かわせみ やませみ」は、地域の特産品を使った装飾や、旬の食材を使った弁当など、人吉・球磨地域の魅力が詰まっている。まるで、人吉・球磨に訪れ、地元の方からおもてなしを受けているような気分になれる列車だ。春うららかな球磨川を眺めながら、癒やしの人吉旅へ出かけよう。
特急「かわせみ やませみ」の碧と緑の2色を使ったバイカラーデザインにひとめぼれ!
熊本から人吉を結ぶ特急「かわせみ やませみ」は、車両によって名前と車体が異なるのが印象的だ。1号車「かわせみ」は球磨川の碧色、2号車「やませみ」は沿線地域の森をイメージした緑色の外観で、異なる2色が連結しておりインパクトがある。内装には人吉産の杉やひのきをふんだんに使用しており、どこを切り取ってもフォトジェニックだ。高級感と落ち着きのある列車そのものが、極上のおもてなしを形にしている。
車窓いっぱいに広がる春の球磨川を満喫♪
沿線の見どころは、きらきら輝く球磨川。車窓に面したカウンター席や、ゆったり座れる2号車やませみのベンチシートは人気の席。日本三大急流の一つとして有名な球磨川も、列車から眺めれば悠々とした渓流に見えて心が和む。特に春から初夏にかけての晴天時は、球磨川の水面がきれいなエメラルドグリーンに見えることが増えるのだそう。また、車内にはバードウォッチングウィンドウやVRゴーグルなど、特急「かわせみ やませみ」ならではの設備もあり、斬新な体験ができる。
人吉グルメや、地元の球磨焼酎も要チェック!
特急「かわせみ やませみ」を堪能するには人吉グルメも欠かせない。車内販売の「球磨の四季彩弁当とつぼん汁セット」は人気メニュー。人吉・球磨地方で採れた旬の食材が満載の弁当と郷土料理の「つぼん汁」は、家庭的でホッとする味わいだ。美しい車窓の眺めにぴったりなのが車内販売の球磨焼酎。球磨焼酎とは、米を原料に人吉・球磨の地下水を仕込み水に使用し、製造された米焼酎のこと。特急「かわせみ やませみ」では、28もの地元の蔵元から季節ごとに3種の球磨焼酎を厳選して販売しており、樽熟成の珍しい球磨焼酎なども選べる。
縁起のいい「一勝地(いっしょうち)駅」で、必勝祈願!
受験や勝負事の前に訪れるとご利益がありそうな「一勝地駅」。駅の記念入場券はお守り型で、記念に買う人が多数。一生の中での、大切な一勝を応援してくれる。また、一勝地駅のホーム市(いち)では、地元の特産品を販売している。停車中に降り立って、旅のお土産を探すのもおすすめだ。人吉・球磨の魅力が詰まった特急「かわせみ やませみ」に乗って、地域のおいしいものや楽しみを満喫しよう。
[特急「かわせみ やませみ」]熊本~人吉間 / 1日2、3往復(全席指定※1※2) / 熊本~人吉間(約1時間半) / 大人片道3330円、子ども1660円(片道の普通運賃+指定席特急料金の合計額) / 092-482-1489 / 10:00~19:00、土日祝10:00~18:00【九州ウォーカー編集部/PR】
※1「かわせみ やませみ」1・2号の2号車(やませみ)は自由席です。3・4・5・6号は全車指定席です。
※2 列車内では座席の指定はできません。乗車前に駅の窓口等であらかじめ座席の指定をお受けください。
※3 車内サービス及び車内販売は、客室乗務員が乗務する列車(平日は3〜6号、土日祝日は1〜6号)で行います。平日の1・2号では実施しておりません。
※4「球磨の四季彩弁当と郷土料理つぼん汁セット」と「くまの宝箱セット」は土日祝日2~6号の数量限定商品(「球磨の四季彩弁当と郷土料理つぼん汁セット」は7月〜9月の6号を除く)。季節によりメニューは変更となります。
九州ウォーカー編集部