ペットにお金、どれだけかける?3人に1人は「年10万円超」!愛犬・愛猫のリアルなお金事情を調査

2024年1月29日

新しい年になり、今年一年の家計の計画を立てる人も少なくないはず。家族がいればそれぞれのお金の使い方があるように、ペットと暮らす人はペットごとの支出も無視できない。最近はペットとおでかけできるカフェや同伴・宿泊可のスポットも増えているだけでなく、ペットバギーやウエア、アクセサリーなどおしゃれなペットグッズも多種多様に展開されていて、まさに家族の一員としてお金の予定を考えたいほどだ。

ペットは大事な家族の一員。一年でお金はどれだけかかる?ペットへの支出を調査(※イメージ)(C)pearlinheart/PIXTA


ウォーカープラスでは犬・猫の飼い主を対象に、ペットへのお金の使い方について振り返るアンケートを実施。調査結果から、愛犬や愛猫との生活で切っても切れない「ペットの医療費」への悩みが浮かび上がってきた。
(アンケート期間:2023年12月28日~2024年1月11日、回答者数:564人。ウォーカープラス調べ、グラフ内の%は小数点以下切り捨てで表記)

最近はペットを連れて宿泊できる施設もどんどん増えてきている(※イメージ)(C)tickcharoen04/PIXTA


増えても減らないペットへのお金、年間「5万円~10万円未満」は28%

愛犬を連れてのレジャーを楽しむ飼い主も多い(※イメージ)(C)アラヤシキ/PIXTA(ピクスタ)

今回のアンケート回答者のうち、その内訳は「犬のみ飼っている人」が320人(57%)、「猫のみ飼っている人」が207人(37%)、「犬・猫両方飼っている人」は37人(6%)。平均飼育頭数は1.35頭で、もっとも多い回答者には猫10匹という人もいた。

犬・猫の飼育状況ウォーカープラス調べ

キャットタワーなどくつろぐためのおもちゃ代も支出の1つ(※イメージ)(C)らい/PIXTA


質問でははじめに、ペットに関する支出の実態を調査した。ペットにかけている一カ月ごとの支出(1ペットあたり)を尋ねると、「5000円~1万円未満」が27%と回答の中でもっとも多い。一方、「1万円~3万円未満」(15%)をはじめ月額1万円を超える回答(「1万円~3万円未満」「3万円~5万円未満」「5万円以上」)の総計は20%となった。

1ペットあたりにかけている金額は?ウォーカープラス調べ


1ペットあたりの年間支出についても「5万円~10万円未満」(28%)が最多であるものの、「10万~20万円未満」(20%)、「20万~30万円未満」(6%)、「30万~40万円未満」(3%)「40万円以上」(3%)と、年間10万円を超える支出と答えた人は全体の34%に上り、家計の中でも無視できない金額となっているようだ。

ペットにかかるお金、1ペットあたりの年間支出は?ウォーカープラス調べ


また、昨年との支出の比較についても質問したところ、「増えた」42%、「減った」2%という結果に。55%の人が「変わらない」と回答し、ペットにかけるお金は増えることはあっても減ることはほとんどないという傾向がうかがえる結果となった。

昨年と比較してペットにかかるお金は増えた?減った?ウォーカープラス調べ


ペットへの支出、大きな負担は「フード」「治療費」

毎日欠かせないペットの食事は大きな支出の一つ(※イメージ)(C)dimarik/PIXTA

さらに、「支出が増えた」と答えた353人にペットの飼育に関する支出のうち“増えた”と感じる項目を聞くと「フード・おやつ」が(63%)で最多。2位以下は「ケガや病気の診療・治療費」(50%)、「ワクチン・健康診断等の予防費」(34%)と続き、毎日の生活や健康に関する項目はやはり支出が増えがちになるようだ。

ペットへの支出のうち“増えた”と感じる項目ウォーカープラス調べ


他方、回答者全体の564人が「ペットを飼育するうえで、最もお金がかかると感じる支出」の中でもっとも多く挙げたのが「ケガや病気の診療・治療費」(45%)で、次点の「フード・おやつ」(23%)を大きく引き離す。先の質問で出費が増える傾向にあることが明らかになったが、もともと高額になりがちなペットの医療費は多くの飼い主にとって負担を感じる項目となっているようだ。

ペットを飼う上で最もお金がかかると思うものは?ウォーカープラス調べ


「お金をかけてもいい、けれどできればかけたくない」ペットの医療費につきものなジレンマ

おしゃれなウエアで愛犬とおでかけ!装飾品にお金をかけるのをいとわないという飼い主も多い(※イメージ)(C)たけぽん/PIXTA

続いて、ペットの支出に対する意識についても質問した。まず「ペットを飼育するうえで、お金をかけてもいいと思うものを教えてください」(複数回答可)と質問したところ、61%が「ケガや病気の診療・治療費」を挙げた。上位回答では「フード・おやつ」(58%)、「ワクチン・健康診断等の予防費」(48%)と、ペットの食生活や健康に関わる項目が占める。

ペットのお金の使い方で、かけてもいいと思うものは?ウォーカープラス調べ


反対に「ペットを飼育するうえで、できればお金をかけたくないものを教えてください」と尋ねると、最多回答は「洋服・アクセサリー代(29%)」。「ペットホテル・ペットシッター代」(29%)がこれに並び、必ずしも生活に必要のないアイテムや、やり方次第で利用しなくても済むという要素が共通する。

定期的に利用している人が多いトリミング代も、頻度や価格ともに人間よりも高いことも!?(※イメージ)(C)つむぎ/PIXTA


一方、3位は「ケガや病気の診療・治療費」(25%)と、治療費はお金をかけてもいいと思うもの、かけたくないもの両方で上位に挙がる。4位には「ペット保険料」(18%)と、高額になりがちな医療費や、月々の固定費になる保険料も可能なら安く抑えたいという思いがうかがえる。

ペットの支出、できればお金をかけたくないものは?ウォーカープラス調べ


飼い主の4人に1人以上が「ペット保険」に加入も、支出はまちまち

また、ペットの医療費の実態についても詳しく調査。2023年の「ペットの医療費(通院、検査、手術など)の年間支出」の価格帯を尋ねたところ、「5万円未満」が60%と最多。「5万円~10万円未満」(15%)がこれに続く。その一方で、5万円以上の回答(5万円~10万円未満・10万~20万円未満・20万~30万円未満・30万~40万円未満・40万円以上)の総計は全回答の27%と、4人の1人以上の割合で年間5万円超の支出があるようだ。

ペットへの年間医療費は?ウォーカープラス調べ


大事な愛犬・愛猫のために避けられない出費でも、人間のように公的な健康保険がなく全額自己負担のペットでは、時には驚くほどの高額となってしまう。そうした負担をサポートするのが、保険メーカー各社が提供するペット用の医療保険だ。

「ペット保険には入っていますか?」と質問すると、「はい」(28%)「いいえ」(71%)と、まだ加入していない飼い主が多数なものの、3割に近い人が既にペット保険に入っておりサービスの広まりを感じる結果となった。

ペット保険の加入状況は?ウォーカープラス調べ


さらにペットの保険の月額では「2000円~3000円未満」(22%)「1000円~2000円未満」(21%)「3000円~4000円未満」(11%)という結果に。「わからない」(21%)という回答も多く、ペットの支出の中でも保険料への感覚は飼い主にとってまちまちな傾向にあるようだ。

ペット保険、月にどれぐらい?ウォーカープラス調べ


もしもの時にも、日常の悩み事にも!au損保の「ペットの保険」

最後の質問は「今後も継続してペットを飼育するうえで、知っておきたいことはありますか?」。この中でもっとも多くの回答が集まったのが、「いざ、ケガや病気になった時の診療・治療費」で、その割合は全体の72%にのぼる。ひと口にケガ・病気といっても、その程度や種類によって医療費はまちまち。飼い主にとって予測・把握が難しい項目だけに関心が高いようだ。

ペットを飼うなかでもっと知っておきたいことは何?ウォーカープラス調べ


いつ、どれだけの出費がかかるか不透明なペットの医療費。それだけに、治療費の一部を補償してくれ、高額治療への選択肢も広がる“ペット保険”は注目のサービスだ。

いつ、いくらかかるかわからないペットの医療費。いざというときの備えは(※イメージ)(C)AnnaTolipova/PIXTA

au損保のペット医療費用保険「ペットの保険」では、「通院ありタイプ」と、「通院なしタイプ」の2種類のタイプを提供。入院・手術・通院をカバーする「通院ありタイプ」のプランは、犬が1700円~、猫が1600円~。また、高額になりがちな入院・手術に特化した「通院なしタイプ」のプランでは、犬が860円~、猫が830円~と、いざという時の備えにフォーカスすることで月々の保険料をおさえる選択ができる。

さらに、設定された年間支払い限度額までなら、1回あたりの支払い限度額がないのも「ペットの保険」ならでは。保険金支払いも回数無制限で、年間の支払限度額内であれば何度でもいくらでも保険金を受け取れる。また、ペット保険金請求アプリ「アニポス」を導入し、手間のかかる書類作成や郵送手続きをすることなく、保険金請求がスマホアプリで完了する簡単さも魅力だ。

いざという時だけでなく、24時間365日、健康やしつけ、困りごとを獣医師に無料で電話相談できるサービスが付帯しているのもうれしいポイント。ペットの医療費の補償のみならず飼い主・ペット両方の安心にも繋がるペット保険。ペットへの支出を見直す際はぜひ検討をおすすめしたい。

募集文書番号:BS0221541(2401)

※グラフ内の%は、小数点以下切り捨ての数字です

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