トイレ、シャワー、洗い場、ゴミ捨て場などの「サニタリー棟」
施設利用者が使える共有スペースも充実。一番気になるトイレは、虫などが侵入しづらいしっかりとした造りで、温水洗浄便座が付いた洋式の水洗トイレを採用。清掃も行き届いているので、外にあることを感じさせないほど清潔感があり、気持ちよく利用できる。シャワールームも同じく衛生的で、ニオイもまったく気にならなかった。また、センターハウスには手足を伸ばしてゆっくりと湯に浸かれる大浴場を完備している(※新型コロナウイルス感染拡大防止のため休業中)。
流し台には、一年中無料でお湯が使える給湯器を設置。環境保全のため合成洗剤は使用できず、環境にやさしい洗剤が置かれていた。ゴミ捨て場も細かく分別されており、汚れが気になる場所だけに清掃が行き届いていることに感心した。コインランドリーや乾燥機もあり、ビジネスホテル並みの設備が整っている。
サイトレイアウトは自由自在!「かもしかキャンプフィールド」
かもしかキャンプフィールドは、砂地に整備された1600平方メートルのフリーサイト。センターハウスから青川をはさんだ反対側に位置し、専用の駐車場、トイレとシャワーがある管理棟、流し台と調理場、ゴミ捨て場がある屋根付きの炊事スペースを備えている。テントは1グループあたり1張のみ。スペースは100平方メートルを基準としているが、区画内であればどこにどのようなレイアウトで使用しても問題ない。山の斜面が間近に迫り、自然の雄大さを感じられるロケーションが魅力だ。こちらのサイトにAC電源の設備はない。
キャンプをもっと充実させる、レンタル品や体験セット
もしもの時に心強いレンタル品や、新しいキャンプアクティビティに挑戦できる体験セットも豊富に取り揃えている。レンタル品はテントやタープなどの基本ギアに加え、調理器具や暖房器具など細々としたものまで実に幅広い品揃え。事前に予約すれば食材の用意もしてくれる。センターハウス内にある売店では、オシャレで使い勝手に優れたキャンプギアも販売。新しいキャンプの楽しみを教えてくれる、ファイヤースターターを使う火おこしセット、星や自然観察をするためのセットなど体験セットも人気だ。
キャンプに慣れた達人も、始めたばかりの初心者も、気になるツボを的確に押さえた設備とサービスが整っている「青川峡キャンピングパーク」。車で10分圏内にあるスーパーや立ち寄り温泉など、周辺環境も素晴らしい。また、キャンプ場から徒歩で行ける青川公園はすべり台やターザンロープなどの遊具があり、子供もとことん楽しめる。一年を通して、快適で充実したキャンプができるスポットだ。
「青川峡キャンピングパーク【後編】|コテージやキャビンの快適性を調査!」記事はコチラ
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