キャンプ場徹底解剖!「青川峡キャンピングパーク」(三重県いなべ市)【後編】|コテージやキャビンの快適性を調査!

2021年9月30日

テントは持っていない。外で寝るのは不安。でもキャンプをしたい!そんな人におすすめなのが、コテージやキャビンの利用。ファミリーキャンプからソロキャンプまで、さまざまなシーンに対応できる設備を整えた三重県いなべ市の「青川峡キャンピングパーク」で、コテージ&キャビン泊のリアルな使用感を取材した。

「青川峡キャンピングパーク【前編】|テント泊で気になる設備をとことんチェック!」記事はコチラ

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【写真】2018年デビューのキャビングサイト。カラフルなログ小屋がかわいいphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

車2台分の駐車スペースを完備する広々コテージ

アウトドアライフを存分に楽しむ「ログハウス」

ログハウスは3棟。ロフト付きのワンルームのみで、マットとシーツはあるが布団はなく、施設内にある建物のうち最も簡素な造りと設備になっている。数に限りがあるが、寝具は有料でレンタルもできる(シュラフ600円、毛布500円)。室内にはロフト、エアコン、床暖房、ウッドデッキに薪ストーブ、給湯器付きシンク、テーブル、イス、BBQ用ガスグリルがあり、トイレやシャワーは、サニタリー棟へ。清掃が行き届いているので、共有スペースでも安心だ(詳しくは 【前編】 を参照)。屋根付きのウッドデッキでBBQをしたり、建物の前に設けられた空きスペースで焚き火をしたり、自然との一体感を満喫できる。

設備は簡素だが、その分自然を近くに感じられる「ログハウス」photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

広々ウッドデッキの個性派「トレーラーキャビン」

トレーラーキャビンは1棟のみ。こちらもマットとシーツはあるが、布団はないため寝袋を用意しよう。室内にはエアコンと温水洗浄便座付きの水洗トイレ、洗面所が備わっている。天井が低いため室内の開放感はログハウスが上だが、広々としたウッドデッキは好評だ。冷蔵庫、給湯器付きシンク、テーブル、イス、BBQ用ガスグリルが用意されており、BBQやキャンプ飯をメインに楽しみたい人におすすめ。シャワーはサニタリー棟へ。寝袋を持っていない人はレンタルを利用しよう。

「トレーラーキャビン」のウッドデッキの暖房は薪ストーブで。さらに、防寒のために11月~4月下旬はウッドデッキを囲う透明なカバーを設置するphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

家族連れにちょうどいい設備が整った「ログキャビン」

山小屋の雰囲気とコテージの快適さを併せ持つ、ログキャビンは2棟。利用者からは「ひと家族で過ごすのにちょうどいいサイズ感と設備」だと評判だ。室内にはロフト、温水洗浄便座付きの水洗トイレ、シャワー、エアコン、床暖房、寝具に加え、冷蔵庫や炊飯器、電気ケトル、食器まで揃っている。ウッドデッキには給湯器付きシンク、テーブル、イス、BBQ用ガスグリル、薪ストーブがあり、調理はここで行える。

室内とウッドデッキの行き来がしやすい造りもポイントな「ログキャビン」photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

車いす対応もOK!4つの間取りから選べる「コテージ」

コテージは5棟。貸し別荘と比べても遜色ない設備が整い、最大8人、車2台まで対応できる広々空間だ。4種類あるタイプにはいずれも和室とロフトがあり、3世代で利用する人も多い。ウッドデッキはなく、代わりにテラスが設置されている。室内にはキッチン、温水洗浄便座付きの水洗トイレ、風呂、エアコン、寝具、冷蔵庫、炊飯器、電気ケトル、食器、調理器具が揃い、テレビや電子レンジ、トースターなどもある。段差のないユニバーサルデザインのUBタイプなら、車いす対応も万全だ。

スタンダードな「コテージA」。充実した設備に、自然の中にいることを忘れそうphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

料理好きにおすすめ!「アイランドコテージ」

アイランドキッチンのように、キッチンを囲んで皆が集まれるダイニングを持つコテージを指し、全部で5棟ある。和室がないなど間取りに少し違いがあるが、設備面はほかのコテージと同様、キャンプ場とは思えないほど充実している。キッチンからすぐテラスに出ることができ、BBQコンロを持ち込んでもOK。室内と屋外をフレキシブルに使いながら、アウトドアを満喫できる。

「アイランドコテージ」は天井が高く、室内でも開放感抜群だ。テラスでBBQを楽しむのもいいphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

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