キャンプ場徹底解剖!「青川峡キャンピングパーク」(三重県いなべ市)【後編】|コテージやキャビンの快適性を調査!

2021年9月30日

キャンプの新しい楽しみ方を提案する「キャビングサイト」

ログ小屋2棟とウッドデッキで1サイト。“遊ぶ”“食す”“癒す”の3テーマがそれぞれ2サイトずつ、計6サイトあり、設備はテーマにより異なる。ログ小屋は人気ブランド「BESS」が手掛けた「IMAGO」を使用し、1棟は寝室、もう1棟はリビングスペースになっている。室内に温水洗浄便座付きの水洗トイレ、エアコン、2段ベッドがあり、ウッドデッキには給湯器付きシンクを備え付け。タープや焚き火台も完備している。マットとシーツはあるが布団がなく、シュラフ、毛布はレンタル可能。シャワーはサニタリー棟へ。キレイでかわいい設備だが、いい意味で快適すぎないのは、よりアウトドアを楽しめるよう考えられたポイントだ。

“癒す”をテーマにしたキャビングサイトは、ハンモックとリクライニングチェア付き。リビングスペースにはカウチソファを備え、ゆったりと過ごせるphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

快適なキャンプライフを支えるサポート体制

キャビン泊やコテージ泊ではしっかりとした建物が備わるため安心感はあるが、それでも設備に不足や不具合があった時に頼りになるのが、スタッフのサポート体制。センターハウスではさまざまなグッズや食料を販売しており、万が一の時も心強い。トイレやシャワーがないタイプは、清潔感のあるサニタリー棟を利用しよう。約10人が入れるほど広々としたセンターハウスの大浴場でゆっくりと湯船に浸かるのもいい(※新型コロナウイルス感染拡大防止のため休業中)。

施設のほぼ中心にあるセンターハウス。スタッフが24時間体制で管理に当たっているphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

さらに、予約すればBBQの食材を用意してもらうことも可能。車で10分圏内にスーパーやコンビニがあるので食材の調達に困ることはないが、下処理まで済ませてあるので焼くだけなのがうれしい。緑に囲まれたロケーションが気持ちいい炭火焼ハウスを利用するのもおすすめ。川で水遊びをしたり、隣接する青川公園のすべり台や遊具で遊び回ったり、存分に満喫した後なら食事もいっそうおいしく感じられるはずだ。

肉も野菜もたっぷり揃ったバーベキューセットC(7500円)は5日前までに予約を。牛・豚・鶏各400グラムにスペアリブ6本、ウインナー8本が入っており、ひと家族には十分なボリューム

バーベキューや野外調理を楽しめる全天候型の炭火焼ハウスは要予約。快適な空間で手軽にアウトドアが楽しめるphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

キャンプ場に隣接する青川公園。すべり台やターザンロープなどの遊具があるphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

キャビンやコテージは、建物によって設備が大きく異なる。キャンプならではの雰囲気とロケーションを楽しむのか、自宅のような快適さを求めるのか、目的に合った建物を選びたい。

「青川峡キャンピングパーク【前編】|テント泊で気になる設備をとことんチェック!」記事はコチラ


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