激闘の末、決勝戦は意外すぎる展開に…?「Shadowverse」メディア対抗戦リポート

2023年6月19日

【写真を見る】3つの部門に分かれ、熾烈なバトルがくり広げられた(C) Cygames, Inc.

2023年現在で累計ダウンロード数は3000万を突破。世界中でプレイされている対戦型デジタルカードゲーム「Shadowverse(シャドウバース)」。6月上旬には、そんな同作の“メディア対抗戦”が実施され、白熱のバトルがくり広げられた。

各メディアを代表する猛者たちが集まり、「Shadowverse」メディア対抗戦が開催された(C) Cygames, Inc.


こちらの対抗戦は、先日発表のあった「Shadowverse 7th Anniversary Specialミリオンカップ」の開催を記念し実施され、各ニュースメディアから「Shadowverse」に精通した面々が集結、テクニックを競い合った。長い歴史を誇るタイトルだけに、それぞれがやり込んだ時期のカードパックを使ってプレイできる「マイローテーション」のフォーマットを使用した対抗戦は、3つの部門ごとに対戦(※)。部門ごとに総当たり戦(全3回戦)を行い、優勝者を決める…といった大会になる。

※年代に応じて、ゲーム内のルールや使用可能なカードに違いがある。今回の対抗戦では、部門1:第1弾~第11弾、部門2:第8弾~第21弾、部門3:第18弾~第27弾といった形に分かれ、出場者は該当する部門の中からカードパックを選択。デッキ編成を行うことになる。

各試合の合間に行われたフィーチャーマッチ(C) Cygames, Inc.


ウォーカープラス編集部からはマーケティング部の山本が参加。「今日はアグロロイヤルを組んできました。普段よりEPが早く貯まるルールなので、ロイヤルの即効性を活かしながら、中盤には『雷滅卿・アルベール』の盤面破壊でアドバンテージを取っていくデッキです」とのことで、以下のように意気込みを語る。

「『Shadowverse』はリリース時から2年ほど遊んでいました。その後も『ウマ娘 プリティーダービー』とのコラボなどで遊んだり。がっつりやり込むのはひさしぶりですが、特別ルールのマイローテーションを勉強してデッキも組んできたので、優勝を狙いたいです!」

ウォーカープラス編集部の代表として参加した山本

メディア対抗戦用に編成した山本のデッキ(C) Cygames, Inc.


そうして全選手の準備が整い、いよいよ試合が開始。「Shadowverse」をプレイするのはひさしぶり…とのことで部門2にエントリーした山本は、いざ対戦が始まると当時の勘を取り戻し、1勝目を飾ることができた。

部門別に別々のテーブルで対戦を実施(C) Cygames, Inc.


ちなみに本大会では、1回戦、2回戦、3回戦が始まる前に、特定の組み合わせの試合をスクリーンに映し出しつつ、実況者による解説付きで対戦を行うフィーチャーマッチも実施。今回も「Shadowverse」の実況解説ではお馴染みの友田一貴氏、海老原悠氏らによる実況が行われ、会場は大いに盛り上がった。

友田一貴氏、海老原悠氏らによる実況も行われた(C) Cygames, Inc.


そのまま勢いに乗り、残る2試合も勝ち越したいところだが、山本氏は2回戦で「Shadowverse EVOLVE」公式アンバサダーのゆいっこ氏と対戦。善戦するものの、最強候補であるゆいっこ氏の巧みな戦術に翻弄され、惜しくも敗北を喫することに。ここで調子を崩してしまい、3回戦も本来の力を出し切れず、残念ながら優勝者決定戦には歩を進めることができなかった。

フィーチャーマッチでは最強候補のゆいっこ氏と対戦(C) Cygames, Inc.


なお、全試合終了後の得失点差を見てみると、第3部門にて3媒体の選手が同率で並んでいたため、急遽、特別ルールの延長戦が行われることに。それぞれがリアルプロモーションカード(袋に入った状態)を1枚ずつ選び、もっともコストの高いカードを引き当てた選手が優勝…といった対戦ルールで、激戦(!?)の末、電撃オンラインの代表選手が第3部門の優勝を果たした。

3媒体の選手が同率で並んでいたため、急遽、特別ルールの延長戦が行われることに(C) Cygames, Inc.


ウォーカープラス編集部としては残念な結果になってしまったものの、改めて「Shadowverse」の魅力を間近で堪能することができた、この度のメディア対抗戦。山本も「最善を尽くしましたが、1勝2敗でグループ内3位という結果でした。順位に関してはなんとも悔しいところですが、ひさしぶりに『Shadowverse』をプレイできて、懐かしい気分に浸りつつ思いきり楽しむことができました。大会は終わりましたが、今後も引き続き『Shadowverse』をプレイして、テクニックを磨いて。次回のメディア対抗戦では優勝できるように頑張ります!」と話しており、再び対抗戦が開催される際には、万全の状態で参加できそうだ。

参加者全員での集合写真(C) Cygames, Inc.


こうして大興奮のうちに終了した本大会に続き、6月24日(土)、25日(日)には「マイローテーション」のフォーマットを採用した記念大会、「Shadowverse 7th Anniversary Special ミリオンカップ」の開催が予定されている(Shadowverse公式YouTubeにて配信)。

1次エントリーは6月15日20時~6月20日(火)11時59分、2次エントリーは6月20日(火)18時~6月23日(金)11時59分の期間、同大会の公式サイトにて受け付けることになっているので、「Shadowverse」をやり込んでいる人はもちろん、「しばらく遠のいていたけど、ひさしぶりに対戦を楽しみたい」という人は、この機会にエントリーしてみてはいかがだろう。

取材・文=ソムタム田井

※メディア対抗戦のルールについて:本大会は6月上旬に実施され、記事内の対戦環境はリリース時と異なる場合がございます(本大会ではメディア対抗戦オリジナルルールを採用の上、大会が実施されました)。カードパックの区分を含む対戦ルールが、ゲーム内にて開催中のマイローテーション、並びにShadowverse 7th Anniversary Special ミリオンカップとは異なる部分がございますので、ご注意ください。

ウォーカープラス編集部 Twitter