シャドウバース大学生リーグの年間王者決定戦「シャドウバース大学生リーグ 23-24 GRAND FINALS」(以降:23-24 GRAND FINALS)が2024年2月4日に秋葉原UDXギャラリーで開催された。息の詰まるような熱戦の末、同志社大学「CIMA」が優勝し、賞金200万円を手にした。
「シャドウバース大学生リーグ」は同じ大学のメンバー5~10名で1つのチームを結成し、年間のリーグ優勝を目指してサークル対抗で戦うeスポーツリーグ。23-24 GRAND FINALSでは、1st Seasonと2nd Seasonに参加した全国のべ95チームの中から勝ち進んだ4チームが会場に集結した。
【出場チーム】
・東北大学 (東北大学シャドバサークル )/1st Season
・専修大学 (専修大学 Shadowverse サークル) /1st Season
・大同大学 (DUEC) /2nd Season
・同志社大学 (CIMA) /2nd Season
第1試合は、大学生リーグ全シーズン出場し、GRAND FINALSに悲願の初出場となった東北大学と、今年の優勝候補とされた京都大学を破った大同大学との戦い。東北大学が1勝を先制し流れを掴んだように見えたが、大同大学も地道に勝利を重ねていく。3時間にもおよぶ接戦の末、東北大学が5-3で決勝進出を決めた。
第2試合は、リーグ初出場ながら見事GRAND FINALSに駒を進めてきた同志社大学と、チーム全員がアマチュアチームに所属する専修大学の戦い。互いに一歩も引かない試合展開の中、同志社大学が第7、第8バトルで連勝し、5-3で決勝への切符をつかみ取った。
東北大学と同志社大学の対戦となった決勝戦。第1バトルから互いに相手の体力を削っては回復するという苦しい攻防の末、先制を決めたのは東北大学。その後同志社大学も負けじと食らいつき、4-4でフルセットにもつれ込む。両者ともに譲れない第9バトルは、大盛り上がりの熱戦が繰り広げられる中、6ターン、7ターン目に同志社大学のリーダー・しかまろ選手が積極的に勝負を仕掛けて相手の体力を削りきり、見事勝利した。
優勝した同志社大学のリーダー、しかまろ選手は「うれしい以外、何もない」と笑顔でコメント。厳しい場面も多かったと各試合を振り返りつつ、「優秀すぎる仲間たちと勝つことができて本当によかった」「(来シーズンも)連覇して伝説を残したいと思います」と今後の意気込みも力強く語った。
「シャドウバース大学生リーグ 24-25シーズン」は、2024年春からの開催が決定。24-25シーズンから3人1チーム制となり、それに伴いBO5に試合形式が変更される。スケジュールや賞品、1st Seasonエントリー情報については、後日大学生リーグ特設サイトにて順次発表される。
また、2023年度に活躍したプレイヤーが一堂に会するオールスター配信イベント「Shadowverse Invitational 2024」が、2024年3月2日(土)、3日(日)に開催される。今回、優勝した同志社大学からは選手2名が出場対象となる。誰が出場するのか、続報に期待しよう。
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