長崎の海は、悩みを吸い取ってくれる感じがします
――佐世保バーガー以外にも、地元のソウルフードはありますか?
3歳くらいまでは、南側の雲仙っていう地域に住んでいて、そこに“回しそうめん”のお店がありました。春夏にだけ食べられるんですけど、お店が山の中にあって、クーラーがついてなくても半袖だと寒いくらいなんです。そこがすごくおいしかったですね。
あと、ちゃんぽんは今でも仕事終わりによく食べます。フードコートとかでリンガーハットを見かけたら、絶対そこにしますね。あの黄色い看板見つけたら、もう他を選べない(笑)。
――まさにソウルフードですね。食べ物以外で、地元の自慢したいポイントは?
長崎って、日本で2番目に海岸線が長いんです。僕の家や高校からも海が見えましたし、常に近くにありました。何か悩みがあったら、海を見れば悩みを吸い取ってくれる感じがしますし、長崎の海が大好きです!
――海が美しい長崎で生まれ育つ中で、アーティストの夢を追いかけることになったキッカケは?
一番最初に音楽に触れたのは4歳か5歳の時で、親がクリスマスプレゼントでピアノを買ってくれました。でもそれでピアノを習いに行くというわけでもなく、ずっとエレクトーンをやっていた母親が「置いておけばやるだろう」くらいの気持ちでプレゼントしてくれたみたいで。歌うことも好きでしたが、自分がその道に進むっていうのはそこまで考えてなくて、エンタメは見るものだと思ってました。
それから高校3年生になり、進学か就職かを考えていた時に、EXILEさんの福岡のドーム公演を見に行く機会があったんです。その時に「アーティストになりたい」と思い、高校を卒業してすぐに上京。大学に進学した友達が就職する22歳までアーティストの夢を追ってみて、それまでに結果がでなければ諦めようと決めていました。