本気でアーティストになりたいと思ったのは高1から
――大阪でよく行っていた場所は?
中学1年生の頃、オレンジストリートから近い場所にあるEXPG STUDIO OSAKAに通っていたんです。ある時、練習が終わった後にSupremeのお店の前を通りがかったら、雨が降っていたからか、いつもより人が少なかったんですよね。当時、Supremeのアイテムって入手困難で、いつも長蛇の列ができていて並ばないと買えなかったんですが、その時はちょうどタイミングよくすぐお店に入れて、自分が欲しかったニット帽を買えてすごく嬉しかった記憶があります。
学校終わりにみんなでユニバーサル・スタジオ・ジャパンにもよく行っていました。親が、「年パスだったらいいよ」と買ってくれたんです。年パスは2、3回行けば元が取れるみたいです(笑)。なのでいつも親にねだって買ってもらっていました。ユニバって、その日一番の笑顔を見せたら並ばずに全アトラクションに乗れるエクスプレスパスがもらえるという運試しイベントがあるんです。でも僕は全然ダメでしたね。昔から笑顔が苦手で苦手で(笑)。でも友達の中でパスをもらえた子がいて、その時はみんなですごく盛り上がりました。
――中学でEXPG STUDIOに通っていたということは、当時からアーティストになるのが夢だったんですか?
実は、当時はそこまで考えていたわけではなかったんです。たまたまEXPGの方に声をかけていただいて、まだ中1だったので右も左も分からずにテストを受けに行って、そしたら運良く受かってしまった、という感じでした。本気でアーティストになりたいと思ったのは高1からですね。BIGBANGさんの事務所のオーディションを受けたり、本気で目指し始めました。僕は自分に自信がなくて、声をかけていただいた時、「もしかして自分にもそういう才能があるのかな?」って初めて感じたんですよね。だからこそ、その後に本格的にアーティストになりたいと思った時、パッと行動できたんだと思います。